梅田芸術劇場10周年の記念イヤーに贈る、宝塚歌劇団歴代スターが集結する舞台『SUPER GIFT!』。梅田芸術劇場にて上演されてきた演目で、永遠に語り継がれる宝塚歌劇の名曲とともに、海外ミュージカルの名曲を新たなアレンジでショーアップするという。そんな本作の記者会見および公開稽古が8月27日(木)に行われ、出演者の剣幸、安寿ミラ、こだま愛、森奈みはるが登壇した。
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会見は終始リラックスした雰囲気で行われ、剣幸は「いろいろな作品に出て、役を捉えるとはどういうことか?と考えるようになった。宝塚をやめてから積み重ねてきたものを反映したいと思っています」と意気込みを語った。また、剣幸は公開稽古で『ME AND MY GIRL』より「街頭によりかかって」をこだま愛と共に披露し、哀愁漂う男役を見事に表現。
剣幸とのコンビについて「その場面になると剣さんは当時と同じ雰囲気になる。だから私もスッと入ることができた」と語るこだまは、華麗で優雅なダンスを披露。報道陣を釘付けにした。
「20年前に森奈と梅田芸術劇場で退団公演をさせていただきました。しかし20年後また同じステージに立てるとは思っていなかった」と語る安寿は公開稽古で、森奈と共に「ベサメムーチョ」と「マンボ」を2曲続けて披露。アップテンポでキレの良いダンスで報道陣を圧倒していた。
また、「お互いに変わっている部分があるが、会うと当時の雰囲気がフッと取り戻せる」と語った森奈は、女性の色気を匂わせる大人っぽい振りで安寿とのコンビネーションを見せつけた。また、「やめてから思うことは、当時なんであんなカチカチに踊ってたんだろうということ」と笑っていた安寿のリラックスしたダンスも印象的であった。
舞台『SUPER GIFT!』は東京国際フォーラム ホールCにて9月12日(土)から同月27日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて10月3日(土)から同月8日(木)まで上演される。