大ヒットミュージカル『ライオンキング』を手掛けたジュリー・テイモア、15年ぶりの来日!

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2015年7月15日(水)に、日本演劇史上初となる国内上演回数10000回を達成した不屈のミュージカル『ライオンキング』。その作品のオリジナル版の演出や衣裳デザインを手掛けた演出家・ジュリー・テイモアが2000年以来の15年ぶりに来日し、8月27日に同作品を東京・四季劇場[春]にて観劇した。

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本編終了後、シンバに手を引かれ登壇したジュリーは、満員の会場で「こうして再び『ライオンキング』を観劇することができ、とても興奮しています。20歳の頃、日本やインドネシアを訪ね、歌舞伎、文楽、舞踏などアジアの伝統芸能に数多く触れました。本作は、そうした経験からインスピレーションを得たものです。この作品には、アフリカだけでなく、アメリカだけでもなく、みなさんの文化も影響しています。だからこそ、私が日本に戻ってきたことは、一つのサークル(・オブ・ライフ)が完結したとも言えるでしょう」と感想を述べた。

『ライオンキング』01

その後囲み会見を開いたジュリーは、「どうして日本ではこんなにも人気があるのか教えてほしい」と、本作の人気ぶりに驚きを隠せない様子。「お面をかぶって演じるというところが、歌舞伎や能に通じるものがあるので、そういった伝統芸能にインスピレーションを受けてここまで人気が出ているのかも知れない」と本作の人気の理由を独自の見解で語った。しかし、ジュリーの中ではまだ満足ではない部分があることを明かし、「ここでは言えないけど、さっき『ここはこうだ!そこはこうだ!』と指導しちゃった」と演出家の血が騒いだことを暴露。本作に対する情熱はまだ消えていないようだ。

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ミュージカル『ライオンキング』は、東京・四季劇場[春]にて絶賛ロングラン上演中。チケットは、2015年12月31日(木)の公演分まで発売中。

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