少女たちの戦争を描き大反響を呼んだ舞台『cocoon』、再演決定

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2015年6月27日(土)より、沖縄戦に動員された少女たちに想を得て描かれた今日マチ子の同名漫画を原作とする舞台『cocoon』が、東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。本作は、2013年の初演時に大きな反響を呼び、再演を求める多くの声に応えて上演が決まった作品。初演に引き続き、脚本・演出は劇作家・演出家の藤田貴大(マームとジプシー)が、音楽はクラムボンの原田郁子がそれぞれ担当する。

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本作は、人気漫画家・今日マチ子が、女学生たちのかしましくも平凡な学生生活が戦争によって否応なしに死と隣り合わせの日常に変わっていく様を描いた物語。初演では、藤田が象徴的なシーンを執拗に繰り返す「リフレイン」という演出を使い、強烈な生々しさや切実さを強調し、その演出が、巨匠・蜷川幸雄を始め演劇関係者や新聞、専門誌など各方面で高い評価を受けた。

再演となる今回は、2014年に出版された藤田と今日の共著『cocoon on stage』の中で発表された作品『長いろうか』『岬へとつづく道』をもとに、新たな作品の制作に取り組むという。

出演は、青柳いづみ、菊池明明、青葉市子、飴屋法水 ほか。

舞台『cocoon』は2015年6月27日(土)から7月12日(日)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて上演。その後、新潟、豊橋、沖縄、山口、相模原にて、終戦記念日の前日となる8月14日(金)まで上演される。

イラスト:今日マチ子

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