映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどの作品で知られ、2010年に『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。実力・人気兼ね備えたコリンが、ブロードウェイのリバイバル・ミュージカル『マイ・フェア・レディ』で、ヘンリー・ヒギンズ役を演じることが明らかとなった。
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米BROADWAY.COMによると、もともとヒギンズ役を噂されていたコリンの代わりに、レイフ・ファインズ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)に決まったとの話があったが、結局コリンに落ち着いた模様だ。『マイ・フェア・レディ』の主人公は、ロンドンで花売りをしていたイライザ・ドリトル。ある日、通りすがりの言語学教授ヒギンズに言葉の訛りを指摘されたイライザは、彼の提案で訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることに。こうして、ヒギンズの家に住み込み厳しい指導を受けた彼女は、やがて上流階級の貴婦人として社交界に華々しくデビューする。ところが、ヒギンズの研究対象にされていたことを知ってショックを受けたイライザは、彼のもとを去ってしまう…。
1964年に、オードリー・ヘップバーン主演で映画化された作品はあまりにも有名だが、今のところ、誰がリバイバル・ミュージカルでイライザを演じるのかは決まっていない。だが、アン・ハサウェイ(『レ・ミゼラブル』)とキャリー・マリガン(『華麗なるギャツビー』)の名前が候補として挙がっているようだ。
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ミュージカル版は、1956年にジュリー・アンドリュース(『サウンド・オブ・ミュージック』)主演でブロードウェイで初演され、最後に上演されたのは1993年。今回で5回目のリバイバルとなるが、公演日程や劇場などの詳細は現段階では発表されていない。イライザ役を誰が演じるのかも含め、追って情報をお伝えしていきたい。