ビル・マーレイ主演の映画『恋はデジャ・ブ』や故ロビン・ウィリアムズ主演『ミセス・ダウト』といった、過去のハリウッド映画の舞台化が目立つ昨今のブロードウェイ。そんななか、2006年に公開され大ヒットとなった映画『プラダを着た悪魔』のミュージカル版も、製作が進行中であることがわかった。
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米BROADWAY.COMによると、本作のミュージカル版を演出するのは、現在ブロードウェイで公演中のミュージカル『Something Rotten!』と演劇『Hand to God』を手掛けるケヴィン・マックコラム。ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説を映画化した『プラダを着た悪魔』の主人公は、ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったアンドレア・サックス。鬼のような上司ミランダ・プリーストリーにコキ使われ振り回されながらも、恋と仕事に大奮闘するアンドレアの等身大の姿が、コメディタッチで描かれるオシャレな作品だ。最初はダサくて垢抜けなかったアンドレアが、ファッション誌で働くうちに、段々と洗練されていく過程も見どころとなっている。
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映画版ではアンドレア役をアン・ハサウェイが演じ、ミランダ役を演じたメリル・ストリープが14回目のアカデミー賞にノミネートされた作品でもある。現段階ではキャスティングや公演日程、劇場などの詳細は明らかになっていないが、ミュージカル版は、映画と同じく20世紀FOXと提携して製作される模様だ。