大ヒットSF映画『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声で知られるジェームズ・アール・ジョーンズ。トニー賞受賞者のベテラン俳優の彼が、同じくスクリーンと舞台で活躍するシシリー・タイソン(『バーニング・クロス』)とブロードウェイの舞台『The Gin Game』で共演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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1977年に上演されたリバイバル版となる本作で、現在84歳のジェームズと90歳のシシリー演じるのは、老人ホームで出会ったウェラー・マーティンとフォンシア・ドーシー。老人ホームのポーチで出会った二人は瞬く間に意気投合し、ウェラーは、“ジン・ゲーム”というカードゲームをフォンシアに教えるようになる。ゲームをしている間にお互いの人生について語り合うようになった二人だが、教えられている立場のフォンシアが毎回ゲームに勝つようになり、ウェラーは苛立ちを覚え始める。そうするうちに、お互いのアラ探しを始めた二人が失望や不満をあらわにするようになる…。
ジェームズは、舞台『Fences』(1987年)と『The Great White Hope』(69年)の演技でトニー賞を受賞し、『黄昏』(2005年)と『The Best Man』(12年)では同賞にノミネート。『The Trip to Bountiful』(13年)の演技でトニー賞を受賞したシシリーとジェームズの共演は、1966年の舞台『A Hand Is on the Gate』以来となる。レオナルド・フォグリアの演出による『The Gin Game』は、ゴールデン劇場にて9月21日(月)からプレビュー公演が始まり、10月13日(火)に本公演が開幕。