NHK朝の連続小説『マッサン』エリー役で注目を集めた女優シャーロット・ケイト・フォックスが、ミュージカル『シカゴ』で今年10月ブロードウェイデビューするニュースは、以前当サイトでもお伝えしたとおり。これに先立ち、2015年4月9日(木)、都内で記者会見が開催され、今年12月に開演となるアメリカ・カンパニー来日公演の詳細も発表された。
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会見ではシャーロットが劇中歌の「FUNNY HONEY」「ME AND MY BABY」「ROXIE」「NOW ADAYS」をメドレーで見事に披露。「めっちゃ緊張した!」と日本語で語ると、会場は明るいムードに包まれた。また、会見中、エグゼクティブ・プロデューサーのバリー・ワイズラー、音楽監督のレズリー・スティフルマン他、クリエイター陣からのビデオメッセージが寄せられると満面の笑みを浮かべるシャーロット。
レッスンのため、『マッサン』撮影中は日本とニューヨークを頻繁に行き来していたというシャーロットは、夢がかなった気持ちを「アンバサダー劇場の舞台に立つこと、それだけでも特別な体験で、魔法のようなひと時でした。初代のロキシーから使ってる杖を使えるってことは、非常に名誉に思えるし、名誉を超えるものだと思います」と笑顔。
『マッサン』では優しい奥さんエリーを演じたが、今回はロキシー役。ロキシー=小悪魔というイメージが先立つが、シャーロットの中のロキシー像は“小悪魔”や“悪女”ではないとのこと。「自分の世界を持ってて、その中で生きていると思う。今回女優として、悪い女を演じることになっても、“悪い女を演じにいこう”と気持ちにはならない」と、持論を展開した。
第一の故郷アメリカから、第二の故郷日本での上演について、「すごく興奮している。本当にすばらしい!」と嬉しそうに語るシャーロット主演のミュージカル『シカゴ』ブロードウェイ公演は2015年10月26日(月)~11月8日(日)(※予定)まで、アメリカ・アンバサダー劇場にて上演。その後、アメリカ・カンパニーが来日する日本公演は、2015年12月4日(金)~23日(水・祝)まで東京・東急シアターオーブにて上演される。