TOKYO FMをはじめとするJFN38局で放送中のラジオ番組『JET STREAM』。この番組の世界観を味わえる一夜限りのプレミアムコンサート『TOKYO FM 45th Anniversary JET STREAM 2015 “Flight in Concert” by JAPAN AIRLINES』が、2015年3月22日(日)昭和女子大学 人見記念講堂にて開催された。このコンサートの模様が3月28日(土)22:00からTOKYO FMをはじめとするJFN38局ネットで放送されることとなった。
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コンサートナビゲーターは『JET STREAM』5代目機長の大沢たかお。指揮は海老原光、演奏は日本フィルハーモニー交響楽団。演出は映画監督・脚本家の深作健太。さらにスペシャルゲストに歌手・俳優の石丸幹二、ジャズ・シンガーのケイコ・リーを迎えて、「花の香りの浪漫飛行」をテーマに、光あふれる春の街を巡るフライトへ観客を誘った。以下、その一部をご紹介。
「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を音も無く流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています…」大沢たかおによる、おなじみのナレーションと番組テーマ曲「ミスター・ロンリー」でスタートしたコンサート。最初の舞台はスコットランドのキャンベルタウン。ここはポール・マッカートニーがビートルズ時代に訪れた場所。その時に浮かんだのが「The Long And Winding Road」のメロディだとか。そんなエピソードとともに、ケイコ・リーが「The Long And Winding Road」と、さらにジャズの名曲「酒とバラの日々」を披露。
ニューヨークの新名所・空中庭園「ハイライン」では、ブロードウェイから来たパフォーマーとして、石丸幹二が登場。大沢たかおが、花にまつわるミュージカルナンバーをリクエストすると、『サウンド・オブ・ミュージック』の中から「エーデルワイス」をミュージカルのワンシーンのようにドラマティックに歌い上げる石丸。
旅の最後に訪れたのは音楽の都ウィーン。モーツアルトがウィーンの夜の魅力にインスパイアされて作った「アイネクライネ・ナハトムジーク」をはじめ、音楽の都を代表する名曲の数々を、海老原光指揮による日本フィルハーモニー交響楽団が、色彩豊かに演奏する。そしてフィナーレへ…。
この模様は、3月28日(土)22:00~22:55、TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネットで放送される。
【演奏曲目】
「ミスター・ロンリー」/「花」/「花のワルツ」/「The Long And Winding Road」/「酒とバラの日々」/「弦楽セレナーデ」/「ダニーボーイ」/「トロイメライ」/「過ぎし春」/「エーデルワイス」/「翼を広げて」/ワルツ「春の声」/「美しく青きドナウ」/「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/「田園 第一楽章」/オペレッタ「こうもり」序曲/「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」