米BROADWAY.COMの読者が選んだ、“ミュージカル映画のトップ10”。昨日エンタステージでは<前編>を紹介したが今日はその<後編>を紹介しよう。上位5作品ともなると、タイトルだけで「ああ!」と思いだす作品ばかりかも。ミュージカルの名作をタップリ堪能して、充実したお正月休みを過ごしてはいかがだろうか。
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5位:『メリー・ポピンズ』1964年公開
出演:ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク
ロンドンに住むバンクス氏は、娘ジェーンと息子マイケルのために“厳しい家庭教師”を捜していた。ある日、傘をさしながら風に乗ってやって来た家庭教師メリーは、美しい絵の国へ冒険に出かけたり、空に浮いたままお茶会をしたりして二人を楽しませ、子どもたちは大喜び。ところが気難しいバンクスは、彼女をことを快く思っておらず…。本作はアカデミー賞に13部門ノミネートされ、5部門を受賞している。
4位:『雨に唄えば』1952年公開
出演:ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ
映画史上に輝くジーン・ケリーの傑作ミュージカル。無声映画の時代が終わりトーキーが出現し、ハリウッドが転換期が迎えた頃の映画界の舞台裏が描かれる。スターだった女優リーナは悪声から将来が危ぶまれ、パートナーのドンが吹き替えの女優キャシーを雇うことに。リーナはキャシーを永遠に自分の声優にしようとして、そんなスターのわがままを許す映画界だが…。どしゃ降りの雨の中で、ジーンが「雨に唄えば」を歌って踊るシーンは、あまりにも有名。
3位:『オズの魔法使い』1939年公開
出演:ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー
大竜巻に巻き上げられた少女ドロシーが辿り着いたのは、夢の国オズ。彼女は故郷のカンザスに帰るため、魔女の住むというエメラルド・シティを目指して出発する。ドロシーがブリキ男やかかしたちと一緒に、冒険の旅へ出かけるファンタジー映画。
2位:『ウエスト・サイド物語』1961年公開
出演:ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス
シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』を下敷きに、ストーリーと舞台を1950年代のニューヨークのギャング抗争に置き換えた作品。移民が多いウエスト・サイドでは、リフをリーダーとするヨーロッパ系移民のジェット団と、ベルナルドが率いるプエルトリコ移民のシャーク団が対立を繰り返していた。ベルナルドの妹マリアは初めて行ったダンスパーティーで、ジェット団の元リーダー、トニーに心を奪われてしまう。しかし、それは許されない恋だった。
1位:『サウンド・オブ・ミュージック』1964年公開
出演:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー
舞台は1938年のオーストリア。院長の命令により、厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た歌を愛する修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、トラップ家の七人の子供たちはマリアを慕うようになる。だが、厳格な父親トラップ大佐とマリアの衝突は尽きず、一方で次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて、ナチス台頭に揺れる時代の波が一家にも襲いかかり…。
Photo:『ウエスト・サイド物語』
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『サウンド・オブ・ミュージック』
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