12月8日(月)から東京・パルコ劇場にてパルコプロデュース『海をゆく者』が上演される。本作は、アイルランド出身の劇作家コナー・マクファーソンが、祖国を舞台に、小さな家に吹き溜まる救いようのない男たちのクリスマス・イヴに、密かに起こるある事件を描いた作品。日本では2009年に初演。栗山民也演出のもと、小日向文世、吉田鋼太郎、浅野和之、大谷亮介、平田満という人気・実力ともに高い熟練俳優たちが見事に演じきった。そして今年、さらに円熟味を増したオリジナルキャスト5人全員が揃い、待望の再演が実現する。12月6日(土)に行われたゲネプロの様子と共に、キャストのコメントが届いたので以下紹介しよう。
パルコ劇場の公演はどれも魅力的ですよね!これまでとこれからの公演情報をエンタステージで確認!
小日向文世
再びこのメンバーで舞台に立てる事が嬉しいです。
皆、60歳になっても(一人55歳)若い役者達には負けないパワーを見せつけたいと思ってます。
吉田鋼太郎
自他共に認める(?)名優5人の約3時間に渡る丁々発止のかけ合い、どうぞお見逃しなく!!他所では絶対見られません!!本当です!!
浅野和之
採れたてより時間を置いた方が旨い物も有る。この芝居も五年の時を経て旨味が増してると思います、ご覧有れ!
大谷亮介
演出家が上手く役者を乗せてくれるので、調子に乗って千秋楽まで突っ走ります!
平田満
この公演が無事終わったら、どんなことがあっても生きていけそうな気がします!五人五様の酔っぱらいたちとの二か月が始まる・・・飲み過ぎに気をつけよう!
トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞ほか数々の賞に輝いた秀作。パルコプロデュース『海をゆく者』は、12月8日(月)12 月28 日(日)まで、東京・パルコ劇場にて上演。その後、金沢、豊橋、大阪、仙台、広島、福岡で2015年1月31日(土)まで上演される。
Photo: 阿部章仁