2015年9月、トニー賞4部門を受賞した話題作ブロードウェイミュージカル『ピピン』の来日公演が決定した。『ピピン』とは、1972年に『シカゴ』や映画『キャバレー』で知られるボブ・フォッシー演出、ロジャー・O・ハーソン脚本、『ウィキッド』『ゴッドスペル』のスティーヴン・シュワルツ作詞・作曲で初演され、トニー賞5部門を受賞し、ブロードウェイでロングラン上演されたミュージカルだ。
トニー賞を受賞&ノミネートした作品はどのくらい日本に上陸しているんでしょう?その一部をこちらでチラリと。
本作は、全く新しいリバイバル版として、ブロードウェイミュージカル『ヘアー』『ポーギーとベス』のリバイバル版も手がけたダイアン・パウラスが演出を手がけて上演され、2013年にトニー賞4部門(ミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む)を受賞した話題作。フォッシー・スタイルによる振付にチェット・ウォーカー、サーカス・クリエーションにシルク・ドゥ・ソレイユ出身のアートサーカス劇団「セブンフィンガーズ」のジプシー・スナイダーを迎え、サーカスのアクロバティックな動きと、きらびやかでユニークな舞台・衣装が見どころとなっている。
王位継承者である主人公のピピンは、怪しげなパフォーマンス集団にそそのかされ、「Corner of the Sky(天の一角)」を探しに、死を恐れない冒険へと出かける。『Corner of the Sky』、『Magic To Do』など、多くのブロードウェイのスタンダード曲がストーリーを盛りあげることだろう。
ブロードウェイミュージカル『ピピン』は、2015年9月に東急シアターオーブにて上演される。