クリスティン・スコット・トーマス、『ザ・オーディエンス』でエリザベス2世に!

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映画『イングリッシュ・ペイシェント』などで知られる英ベテラン女優クリスティン・スコット・トーマスが、英ウェストエンドの舞台『ザ・オーディエンス』でエリザベス2世を演じることが明らかとなった。米BROADWAY.COMによると、『ザ・オーディエンス』では、1952年の女王即位から60年間、バッキンガム宮殿で毎週行われているエリザベス女王と歴代首相12人との謁見が描かれる。

他言無用の謁見が想像を元に綴られる本作では、女王の胸中や助言、歴代首相たちの会話により、それぞれの時代の政治や経済状況を垣間見ることができる。クリスティンは、20代から80代のエリザベスを演じ分けることになる。

クリスティンは、すでにウェストエンドにて『かもめ』『Betrayal』『三人姉妹』といった数々の作品で舞台に出演。スティーブン・ダルドリー監督による『ザ・オーディエンス』は、2015年4月21日(火)からアポロ・シアターにてプレビュー公演が始まり、5月5日(火)から本公演が開幕する。

一方、ブロードウェイ版『ザ・オーディエンス』では、映画『クィーン』でエリザベス女王2世を演じて、アカデミー賞主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンが同役を演じる。ヘレンは既にロンドンのギールグッド・シアターにて本作の上演経験があるが、今回はジェラルド・シェーンフェルド劇場に場所を変え、2015年2月17日(火)にプレビュー公演、そして本公演が3月8日(日)から6月28日(日)まで上演される。

クリスティンとヘレンというイギリスを代表する二大女優が、ウェストエンドとブロードウェイの大舞台で、どんなエリザベス2世を演じるのか楽しみだ。

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