大空祐飛と風間杜夫が描く密室劇『死と乙女』公演決定

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シューベルトの名曲「死と乙女」をモチーフに、チリの独裁政権崩壊後を舞台に三人の男女が密室で、火花の散るような激しい葛藤を繰り広げるアリエル・ドーフマン原作の傑作戯曲『死と乙女』が、東京・日比谷シアタークリエで3月19日(木)~3月28日(土)に上演される。また、本作に大空祐飛と風間杜夫が出演することが本日発表となった。

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本作は、1992年にグレン・クローズ(海外ドラマ『ダメージ』)、リチャード・ドレイファス(映画『卒業』)、ジーン・ハックマン(映画『俺たちに明日は無い』)の3名で上演され、グレンは同年のトニー賞最優秀女優賞を受賞。また同年にはローレンス・オリヴィエ賞 最優秀戯曲賞を受賞している。その後、鬼才ロマン・ポランスキー監督が1994年に映画化し話題となっている。

被害者・加害者の男女、そして女の夫――三人それぞれにとっての真実と、そこに絡む駆け引きを解きほどき、人間の心に潜む「悪魔」をあぶり出す。この濃厚なサスペンスを演出するのは、谷賢一。『最後の精神分析 ─フロイト VS ルイス─』(石丸幹二主演)の翻訳・演出を務めた谷は、同作で第6回小田島雄志・翻訳戯曲賞、文化庁芸術祭・優秀賞を受賞。新進気鋭の演出家と実力派キャスト陣のタッグでどのような化学変化がうまれるか。そしてまだ公開されてない“3人目”を誰が演じるのか。期待して待ちたい。チケット発売日は12月13日(土)。

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