10月29日(水)、東京・六本木ヒルズアリーナにて、第27回東京国際映画祭の特別招待作品『くるみ割り人形』のワールド・プレミアイベントが催され、ボイスキャストを務めた有村架純、松坂桃李、藤井隆、安蘭けい、板野友美、市村正親、そして増田セバスチャン監督が登壇した。また、ハローキティ40周年記念作品でもある本作とキティちゃんのコラボが実現した「くるみ割りキティ」も登場し、有村たちがキティちゃんを壇上にエスコートした。
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奪われた人形を追って、少女クララが迷い込んだのはふたつ頭の白ネズミの女王に呪いをかけられた【人形の国】。クララの愛と命をかけた冒険が始まる――。
物語に描かれる少女クララの冒険に絡め、「自分にとっていちばんの冒険は?」という質問に対し、市村は「毎回いただく台本。2、3時間で激しい人生を送ることができますし。俳優の仕事がいいなと思ったのもそこです。一本一本のドラマが冒険ですね」と語った。一方、松坂は「高校時代に友達と二人でメイド喫茶に行った事が冒険。」と暴露。ちなみにそこで頼んだのは「コーヒー味<ちょっと背伸びしたいお年頃>と言う名前。ツンデレバージョンだったので、コーヒー豆がいっぱいつまったものをドンと置かれて、どうリアクションしていいかわからなかった」と語り、会場をわかせた。
「人形劇ともまた違うアニメーションや、色鮮やかな映像、細かい演出、こだわりがいっぱい詰まっている作品なので、そういう点も楽しんでいただきたい」と有村が見どころを語る映画『くるみ割り人形』は、11月29日(土)から【3D/2D】全国ロードショー。