LM「SHOW BY ROCK!!」新生トライクロニカ鎌苅健太×木原瑠生×宇佐卓真インタビュー!「みんなで笑顔になれたらいいねっ☆」

当ページには広告が含まれています

Live Musical「SHOW BY ROCK!!」―狂騒のBloodyLabyrinth―に出演するバンドを直撃する連続インタビュー。「シンガンクリムゾンズ」「フカシギミック」に続き登場してもらったのは、夢銀河ツーリストたちの心を捉えて離さない、名実共にNo.1をひた走る「トライクロニカ」。

本作では、これまでのLM「SHOW BY ROCK!!」シリーズに出演してきたシュウ☆ゾー役の鎌苅健太、カイ役の木原瑠生、リク役のゆうたろうに、Wキャストのリク役として宇佐卓真が加わる。本インタビューでは、鎌苅、木原、宇佐の3人に、新生「トライクロニカ」について聞いた。照れあり、涙ありの「トライクロニカ」の“今”の言葉をどうぞ!

LM「SHOW BY ROCK!!」新生トライクロニカインタビュー

――宇佐さんが加わり、また新たな「トライクロニカ」が誕生しますね。現在の感触は?

鎌苅:おもしろいよなあ。

木原:ゆうたろうと全然違うんだけど、初めて入ってきた感じがしないです。

鎌苅:そうだね、全然しないね。人見知りって聞いていたんだけど、すっかり馴染んでるもんね。

宇佐:皆さん、話に入れてくださるので、全然大丈夫でした。

――先輩、優しいですか?

宇佐:はい、優しいです。

鎌苅:そうなんですよ、優しいんですよ~(ニコニコの鎌苅さん)。

――前回の公演ではいろいろあった「トライクロニカ」ですが、今回の公演では・・・?

鎌苅:要所要所で、インパクトのある出方をしますよ。

木原:だいぶ、想像していないところに行きましたよね(笑)。

鎌苅:イメージ的には、アニメの出方に似てるかも。いいところでポンッと出てきて、かき回す、みたいな。

――鎌苅さんから見て、公演を重ねる中で木原さんとゆうたろうさんに変化を感じることはありますか?

鎌苅:そりゃあもう!それはそれは、堂々とやってくれるようになりました。何か気になることがあると、ちゃんと僕にも言ってきますし。しかも、結構強めに(笑)。特にゆうたろうは、僕ら「トライクロニカ」の影の権力者です(笑)。

木原:ゆうたろうにいろいろ言われてる鎌苅さんは、娘の言うことを聞いてるお父さんみたいです(笑)。

鎌苅:ほんとそんな感じだよなあ!そして、瑠生がまたフラットな子なんだよね。優しいし、真面目だし、一生懸命。全体のバランスを担っているのは、この子だと思います。

木原:そんな、とんでもない・・・!

――木原さんご自身は、どんなことを意識されてきましたか?

木原:公演ごとに、新しいことに挑戦しなくちゃということは、常に頭にありました。前回のライヴミュージカル公演では、「絶品だぜ」っていう台詞のところが、カイとして観ている方に一番インパクトを残せるシーンだ!と思ってがんばってみたんですけど、今回はまた違った感じで、取り組めるところがあるので。

鎌苅:そうそう。今まで、シュウ☆ゾーくんがやっていたようなことを、リクとカイが担っていたりするシーンもあるからね。

木原:成長というよりは“チャレンジ”かもしれないですが、がんばりたいなと思っています。

LM「SHOW BY ROCK!!」新生トライクロニカインタビュー_2

――宇佐さんは、事務所の先輩でもあるゆうたろうさんと同役を演じることになりましたね。

宇佐:同じ役を演じるんですが、一緒のリクじゃなくていいと言っていただいたので、少し安心しました。僕、この前のフェス公演を観に行かせていただいたんですけど、僕にできるかなって不安だったんです。ゆうたろうくんは、見た目も動きもかわいらしいけれど、僕はそんなかわいくないし、体つきとかも違うし・・・。僕、どうですか?

鎌苅:最初に観た時から、もう違和感なかったですよ。むしろ正統派だなと。ゆうたろうは、個性が強くて不思議な子。ゆうたろうも、もともとは苦手なものへのモチベーションがなかなか上手く上げられなかったんですよ。でも1年経って、克服してチャレンジしていこうという姿勢をたくさん見ることができるようになった。卓真くんが入ってくれたこともまた、意識してるだろうから、きっとおもしろい方に作用すると思うし。卓真くんは、本当に素直だから、リクのキラキラをまた新鮮に表現してくれると思います。
間違いないのは、二人とも違って、二人とも間違いなくキラキラしてる。

宇佐:ありがとうございます・・・!

鎌苅:俺も、昔は言われたんだよ。「お前は芝居下手だけど、キラキラだけはしてるな」って(笑)。

木原:それは、いいことですか?

鎌苅:いいことだよ!とてもいいこと。今の年齢になったからこそ、思うことだね。うらやましい。

――木原さんから見た宇佐さんの印象は、いかがですか?

木原:ゆうたろうくんは、もう本当の兄弟みたいな感覚なんです。だから、何も言わなくても「そういう感じね」っていう、共通認識ができているのかな。卓真くんとは、そういう感覚ではないところで、ちゃんとリクだなって感じています。双子感と、お兄ちゃんと弟感かもしれない。

鎌苅:それが両方あるのは、この「トライクロニカ」にとってもすごくいいことだね。

木原:それから・・・卓真くんは、ド天然なんですよ。

宇佐:えっ!

木原:この前、稽古が終わって一緒に帰っている時の話なんですけど、犬を散歩させている女性がいたんですね。俺が「(あの犬)かわいいね」って言ったら、「えっ、あの女性ですか?」って返ってきて・・・。そっちじゃなくて~ってなりました(笑)。

鎌苅:ちょっと待って、卓真くん真っ赤になっちゃってるんだけど(笑)。

宇佐:(恥ずかしそうにそっと顔を覆う宇佐さん)。

木原:変な話なんですけど、そういうちょっと抜けたやりとりをしていて「ああ、大丈夫だな」って思ったんです(笑)。

鎌苅:ゆうたろうが「最近、瑠生くんってば卓真くんとばっかり仲良くしてる!」ってヤキモチ焼いてたよ。

木原:そんなこと言ってました?

鎌苅:言ってた言ってた(笑)。俺からしたら「お前ら3人で仲良くして、俺を仲間はずれにしないで!」って感じなんだけど。俺のこと、おじさん扱いしやがって~(笑)。

――またちょっと違ったリクとカイの関係性が見えてきそうですね。

鎌苅:稽古をしていても、この差がおもしろいなって思います。

宇佐:僕も、稽古をしていて楽しいです。自分が参加していなくても、誰かと誰かが話しているのを見ているだけで、こっちまで楽しくなってくるような感じがして。

鎌苅:この現場、皆仲がいいんだよね。脚本・演出の(斎藤)栄作さんもナチュラルな人だし、スタッフの皆さんも優しいし、華やかな空気が流れやすいのかもしれない。

LM「SHOW BY ROCK!!」新生トライクロニカインタビュー_3

――LM「SHOW BY ROCK!!」と言えば、音楽も大きな魅力の一つですが、今回もライヴシーン、期待しています。

鎌苅:「トライクロニカ」のステージは、新しいジューダスJr.の子たちも入ってくれて、ほかのバンドにはない華やかさがあると思います。振付の(當間)里美さんが、またかわいい振りをいっぱい付けてくれたので。あとは、リクとカイがどうやってくれるのか。

宇佐:僕、ウッドベースはやったことなかったんですけど、ギターは触っていたことがあるんです。それでも難しいんですけど・・・。トラクロは、ドラムとベースが(その場から)動けないから、どう魅せるのか、しっかり考えないとって思っています。

鎌苅:でも、卓真くんはダンスとかもできるし、器用にできそうな気がするよね。ゆうたろうはゆうたろうで、実際にベース買ったらしくて、どんどん上手くなってるし。卓真くんの動きを見て「僕もこうしなきゃ」とか思っていたら、またおもしろくなりそう。ゆうたろうが本気を出したら、最強だから。・・・負けんなよ?

宇佐:はい(笑)。

鎌苅:瑠生のドラムはね、この舞台のショウバイロッカーの中で一番上手いから。

木原:いやいやそんな・・・。僕は、もともとバンドが好きだったんです。だからこそ、できるようになりたいって気持ちが強くて。もっと、上手くできるようになりたいです。新しいバンドも増えますし、負けたくないです。

鎌苅:・・・フェス公演が終わったあと、一人泣いてたもんね。

木原:ちょ、それはちょっと・・・(焦りまくる木原さん)!

鎌苅:「俺、SHOW BY ROCK!!好きなんすよ・・・。もっとがんばりたいです・・・!」って泣き出したんですよ。俺らはそれ見て、爆笑してた(笑)。

木原:ちょっとちょっと、やめてください~!

鎌苅:あれ、今も涙目になってない・・・?待って待って、俺、取材で泣く子初めて見たよ(笑)。

木原:超無意識ですよ!でも・・・ほんとだ、涙出てるかも・・・(本当に涙目になってしまった木原さん)。

鎌苅:幸せで泣きそうになるんでしょ?

木原:反省はもちろんあるんですけど、すべてが終わった時に後悔はない!っていう涙ですね。

鎌苅:そこまではわかんないよ~(笑)!

木原:そんな風に思ってしまいました。

鎌苅:嬉しいじゃないですか、そんな風に思ってくれる後輩と一緒にできるなんて。

木原:僕、所属している劇団(劇団番町ボーイズ☆)以外の公演に出るの、これが初めてだったんです。もともと、たくさんしゃべる方でもなかったし、人と積極的に関わることがなかったんです。でも、このシリーズに出させていただいて、こんなすごい先輩方が優しくしてくれて・・・って思ったら、なんか涙が出ちゃったんです。なんていい人たちと出会えたんだって。

鎌苅:そう言ってるお前が一番いいヤツだよ(笑)。「トライクロニカ」として、今までよりもさらに一歩先へ、超えていきたいね。卓真が入ってくれたから、きっといけるな。

宇佐:はいっ、がんばります。

――今回のライヴミュージカル公演は、大阪公演もありますからね。

鎌苅:しょばみゅとしては初かな?

宇佐:僕、大阪公演初めてです。

木原:俺もです。そして、大阪に行くこと自体も初めて。

鎌苅:そっか・・・!「ごはん連れていってくださ~い」って、俺以外に言いな(笑)。

木原:なんでですかっ(笑)!4人で行きましょうよ!!

宇佐:そうですよ。

鎌苅:ははは、そうだね(笑)。

――新生「トライクロニカ」の誕生を楽しみにしております。

木原:ライヴも演技も、自分でやっていても「こんなに熱い音楽をやっている人たちってなかなかいないな」って思えるんです。もちろん、おもしろいというか、ふざけているように見えるところもあるんですけど(笑)。全部まるごと、皆さんに楽しんでもらいたいなと思っているので!どのバンドにも負けないように、4人でがんばっていきたいと思います。

宇佐:先輩とWキャストなんですけど、負けないようにしないとって思っていますし、Wキャストだからこその楽しみ方があると思います。稽古をしていて、本当に毎日が楽しかったです。だからきっと本番も楽しいだろうし、その楽しさをお客さんと共有して、みんなで笑顔になれたらいいです。

鎌苅:「トライクロニカ」は、このLM「SHOW BY ROCK!!」の中で、No.1という大きな存在でいなければいけないので、そこは気を引き締めながら臨みたいと思います。全体としては、かなりおもしろいシーンが満載です。そういう部分もありつつ、ちゃんと、“ライヴ”じゃなく、“ライヴミュージカル”としてお見せしますので、楽しみにしていただけたらと。卓真がいいこと言ったけど、ほんと、みんなで笑顔になれたらいいねっ☆

LM「SHOW BY ROCK!!」新生トライクロニカインタビュー_4

◆公演情報
Live Musical「SHOW BY ROCK!!」―狂騒のBloodyLabyrinth―
【東京公演】8月30日(木)~9月9日(日) 天王洲 銀河劇場
【大阪公演】9月14日(金)~9月17日(月・祝) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

【原作】サンリオ
【ストーリー原案】待田堂子
【脚本・演出】斎藤栄作
【作詞】三ツ矢雄二
【音楽】楠瀬タクヤ
【振付】當間里美

【出演】
<シンガンクリムゾンズ>
クロウ:米原幸佑
アイオーン:輝馬
ヤイバ:鳥越裕貴
ロム:郷本直也

<トライクロニカ>
シュウ☆ゾー:鎌苅健太
リク:ゆうたろう/宇佐卓真(Wキャスト)
カイ:木原瑠生

<アルカレアファクト>
チタン:糸川耀士郎
オリオン:田中涼星
セレン:板垣李光人
アルゴン:滝川広大

<フカシギミック>
マロ:健人
ゲ・フロッチ:畠山遼
シャッキー:吉村駿作

<ジューダスJr.>
阿部快征、大野紘幸、北川雄也、吉高志音

じい:鳥羽 潤
有栖川メイプル:今 拓哉

映像出演:我 善導

【公式HP】http://showbyrock-musical.com/
【公式Twitter】@LMSB69

目次

【特別企画】直筆サイン入りチェキをプレゼント!

LM「SHOW BY ROCK!!」トライクロニカ鎌苅健太さん、木原瑠生さん、宇佐卓真さんさんより、直筆サイン入りチェキをいただきました。こちらを、抽選で3名様にプレゼントいたします。
ご希望の方は、下記の応募方法にてご参加ください!

トライクロニカプレゼント

■エンタステージのTwitter(https://twitter.com/enterstage_jp)をフォローの上「◆プレゼント◆」と記載のあるツイートをRT

※当選確率アップ!※
この記事のURL(https://enterstage.jp/wp/interview/2018/08/010152.html)に
#エンタステージプレゼント のハッシュタグと
一言(応援メッセージ、インタビュー記事に対する感想、公演への期待・感想など)を添えてツイートしていただけると、当選確率がアップします!

<応募期間>
2018年8月29日(火)~2018年9月17日(月・祝)まで
当選者には、エンタステージのTwitterアカウントよりDMにてご連絡を差し上げます。
※非公開アカウントからのご応募は、抽選対象外となりますのでご注意ください。

皆様のご参加をお待ちしております!

(C)2012, 2018 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!! 製作委員会♯

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次