2016年9月6日(火)から9月11日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演される舞台(ステージ)『不機嫌なモノノケ庵』。TVアニメ化もされたワザワキリによる同名漫画を原作に、妖怪を見る能力に目覚めた高校生・芦屋花繪(あしやはなえ)と妖怪祓いを営む「物怪庵(もののけあん)」の主・安倍晴齋(あべのはるいつき)を、陳内将、入江甚儀、元木聖也、原嶋元久の4名全員が二役を演じ、全公演異なる組み合わせで上演する。公演に向け、4人にリレーインタビューを行った。第2回は入江甚儀編。
――『不機嫌なモノノケ庵』にちなんで、最近不機嫌になった瞬間はありますか?
夏じゃないですか、家に帰って冷房が点けっぱなしになっていた時は不機嫌になりますね。自分に対して・・・。あともう一つ!この季節の突然の豪雨にあった時ですね!
――最近もありましたね。
あれは超不機嫌になりますね!稽古前に降られて、全身びしょ濡れになってブルーになりました。
――では、入江さんが思う『不機嫌なモノノケ庵』の見どころとは?
朗読劇ということですが、ステージを動き回る演出があったりするのかどうかも(インタビュー時は)まだ全然明らかになっていないので・・・、そういった意味でも、お客さんには本番がどういう風に仕上がるのかを楽しみにしていてもらいたいです。
あとは、何と言っても二つの役を4人の役者で入れ替えていくところ。(全公演、役も相手も変わるため)本当にその一回だけでしか観られないものになるので、そこが今回の作品の一番の見どころだと思います。
――芦屋と安倍、ご自身に近いのはどちらだと思います?
今回の二役はいい意味で極端ですよね。月と太陽のようで。自分はあまり、どちらにも属さないかなと感じています。その中間に立つような感じなのかなと。夕陽くらいですかね(笑)。
――なるほど、新しい!
芦屋のような真っ直ぐなところも自分の中にあると思いますし、安倍のように人をいじるのも結構好きなので。どちらの役にも共感できる部分がありますね。
――「どちらも近い」は初めての答えでした。
いいですよね?だってどっちも演じるんだし(笑)。
【リレー企画】
☆陳内将さん←入江甚儀さん:回答☆
――『ダブルじんちゃんの会』を作りたいのですが、いいですか?
あ~、それはちょっと考えますね(笑)。冗談です!もちろん『ダブルじんちゃんコンビ』で魅せていきましょう!陳内さんとは同じ『じん』繋がりもあるので、本当に仲良くなりたいです。まだ二回しかお会いしていないのですが、今回のキャストの中でも一番お兄さんですし、懐の深い人だなという印象なので、甘えさせてもらいたいです。
☆入江甚儀さん→元木聖也さん:質問☆
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」のワールドツアーに参加すると聞きました。自分も、以前その舞台を観に行ったことがあるんですが、演者さん全員がすごい身体能力で、半年前からずっとアクロバットの稽古をやっていたと聞いたんです。そんな舞台のキャストに選ばれるには、ある程度アクロバットの経験などが必要だと思うんです。自分もアクロバットができるようになりたいなと思うことが多いのですが、元木くんはどうやってアクロバットの技を身に付けたのか知りたいです。
もともとできたのか、どうやって練習したのか、ぜひ教えていただきたいです。それから、筋トレをすることは(アクロバットをやる上で)意味があるのでしょうか?トレーニングで体が重くなることはアクロバットに影響が出ないのか・・・とかも知りたいです。
◆公演情報
舞台(ステージ)『不機嫌なモノノケ庵』
9月6日(火)~9月11日(日) 東京・赤坂RED/THEATER
【脚本】錦織伊代
【演出】矢島弘一
【出演】陳内将、入江甚儀、元木聖也、原嶋元久
公式HP:http://mononokean-stage.jp/
(C) ワザワキリ/スクウェアエニックス・「不機嫌なモノノケ庵」製作委員会