ミュージカル『レ・ミゼラブル』初代マリウス役などで知られるマイケル・ボールと、英国屈指のテノール歌手アルフィー・ボーの二人による初来日コンサートが、2018年2月10日(土)、2月11日(日)の2日間、東京・東急シアターオーブで開催されることが発表された。
前述の『レ・ミゼラブル』初代マリウス役のほか、『パッション』ジョルジオ役、『オペラ座の怪人』ラウル役、『アスペクツ・オブ・ラブ』初代アレックス役なども務めたマイケル・ボールは、2008年の『ヘアスプレー』エドナ・ターンブラッド役、そして2013年の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』スウィーニー・トッド役で、ローレンス・オリヴィエ賞に2度輝いている。まさに英国きってのミュージカルスターだ。
一方、テノール歌手のアルフィー・ボーは、2010年に行われた『レ・ミゼラブル25周年記念コンサート』でジャン・バルジャン役を務め、2011年にロンドンのクイーンズ劇場、2014年にニューヨークのインペリアル劇場で行われた『レ・ミゼラブル』公演においても同役を好演。2012年6月に開催されたエリザベス女王即位60周年記念式典のひとつ『ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート』でも歌声を披露している。2016年には『ファインディング・ネバーランド』のブロードウェイ公演にJ・M・バリ役で出演するなど、ミュージカルの舞台でも大きな活躍を見せている。
そんな二人が初めて共演したのは、2007年のミュージカル『キスメット』。以来、親交を深めたマイケルとアルフィーは、2016年に初の共演アルバム「Together/トゥギャザー」をリリース。『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『ウエスト・サイド・ストーリー』『ピノキオ』などのミュージカルからの名曲の数々を収録したこのアルバムは、英国内で空前の大ヒットを記録。発売から6週間で50万枚を売り上げ、同年にリリースされた英国人アーティストのアルバムとして最大の成功を収めた。さらに、アルバムリリースにともない開催された2016年のツアーではソールドアウトが続出、今冬にもロンドンのThe O2 arenaを含むアリーナツアーが発表されている。
今回の初来日コンサートでも、『レ・ミゼラブル』組曲や「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」(『オペラ座の怪人』より)など、「Together/トゥギャザー」収録の名ナンバーを披露してくれることだろう。
◆公演スケジュール
『MICHAEL BALL & ALFIE BOE Together Japan Tour 2018』
2018年2月10日(土)・2月11日(日) 東京・東急シアターオーブ