稲垣吾郎ら新キャストのビジュアル一挙公開!舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』4年目の魔法がベールを脱ぐ!

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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ビジュアル

TBS赤坂ACTシアターにてロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。今年夏にデビューする4年目の新キャスト16名の扮装ビジュアルが一挙に公開された。

さらに、ハリー・ポッター役の稲垣吾郎、平岡祐太をはじめ、ハーマイオニー・グレンジャー役の松井玲奈、ロン・ウィーズリー役の関町知弘、アルバス・ダンブルドア役の市村正親ら5名のビジュアル撮影レポートも到着している。

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目次

J.K.ローリングが描く19年後の物語、観客120万人突破の超大作!

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ8作目の物語。

小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に、新たな冒険が描かれる。

2016年のロンドン初演以来、世界中で多くの演劇賞を獲得。日本公演もその評価は高く、第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞や第48回菊田一夫演劇大賞を受賞している。

2022年の開幕から総観客数は120万人を突破し、通算1200回公演を達成するなど、その勢いはとどまるところを知らない。

世界最高峰のクリエイターが集結!観客を魔法の世界へ誘うイリュージョン

本作の最大の魅力は、世界のエンターテイメントを牽引する一流スタッフが知恵と技術を結集して創り上げた、ハリー・ポッターの世界観を「体感」できることにある。

観客を魔法空間に誘うのは、次々と繰り出される魔法の数々、世界観に入り込んだような舞台美術と衣裳、そして独創的で心躍る音楽。

原作ファンはもちろん、初めて「ハリー・ポッター」の世界に触れる人も楽しめるストーリーと共に、唯一無二の観劇体験を提供する。

稲垣吾郎、平岡祐太、市村正親ら豪華新キャスト16名のビジュアル公開!

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』扮装

©TBS/ホリプロ

今回、今年夏から新たに出演する4年目のキャスト16名が、実際の舞台衣裳を身に纏った扮装ビジュアルが公開された。

注目の新キャストには、主人公ハリー・ポッター役に稲垣吾郎と平岡祐太、ハーマイオニー・グレンジャー役に松井玲奈、ロン・ウィーズリー役に関町知弘、アルバス・ダンブルドア役に市村正親らが名を連ねる。

今回、この5名のビジュアル撮影に密着したレポートも到着しており、新キャストが作品に吹き込む新たな風に期待が高まる。

新たなキャストを迎え4年目に突入する本作が、どのように進化し、どのような魔法を観客に見せてくれるのか、ますます目が離せない。

ビジュアル撮影公式レポート到着!

ロングラン上演4年目を迎える舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。新キャスト22名が加わった7月からの公演に向けて、都内にてビジュアル撮影が行われた。
新キャストの中から稲垣吾郎、平岡祐太、松井玲奈、関町知弘、市村正親の5人の撮影現場レポートをお届けする。

スタジオ内は照明が暗く落とされ神秘的なムード。そこにまず登場したのはハリー役の稲垣吾郎。スーツ姿にお馴染みの傷跡のあるメイクで登場。
スタッフの説明に「わかりました」と頷くと、スーッと静かな表情になった。杖ありのポーズではさまざまなバリエーションを披露。左右の手をクロスさせるようなポーズに周囲から歓声が上がる。
撮影中「チェックします」の声で撮影が止まるたびに、稲垣はふっと小さく息を吐いた。それだけ集中して撮影に臨んでいることが伝わってくる。
メインカットでは「エネルギーが欲しい」というリクエストを受け、意志の強さを感じさせるような表情に。撮影終了後、稲垣は「いよいよハリーを演じるのだなと感じて、身が引き締まる思いです」と実感を込めて語った。

同じくハリー役の平岡祐太はスタジオに入り、「すごい世界に来てしまった」と神秘的な雰囲気に感動の声を上げる。大きな白いバック紙の中央に立つと、スッとポケットに手を入れた。線の細い横顔の印象とややワイルドなポーズのギャップが面白い。
杖を持ったポーズでは、低い位置で構えたり、足をそろえてジェントリーな雰囲気を醸し出したかと思えば今にも魔法を放ちそうな躍動感のあるポーズを取ったりと、多彩なバリエーションが飛び出した。

ハーマイオニー役の松井玲奈は、アートディレクターに扮装姿を褒められ「きれいに見えるように頑張ります」と笑顔を見せながら、背筋を伸ばして撮影位置へ。凛々しく美しい立ち姿を見せる一方、杖ありの撮影では、杖を持った右手を前方に大きく突き出し強敵に立ち向かうような力強い姿なども披露。
チェックのために撮影が止まると、一人で鏡に向かいポーズを試していて、ビジュアル撮影への熱い意気込みが伝わってきた。

続いてロン・ウィーズリー役の関町知弘。杖を持った撮影では、スタッフが用意したポーズ見本を参考に杖を構え、杖の角度や顔の向きなどを撮影しながら細かく変えていく。「表情に少しドラマをください」と言われて、キリッとした顔に。魔法使いとして大事なアイテムを持ったカットだからか、関町にもスタッフたちにも強いこだわりを感じる。
関町が舞台の本番さながらに杖を振るうと、ハリポタの世界の輪郭が鮮やかに浮かび上がった。

最後に市村正親がダンブルドアの衣裳で撮影。シャッターを切るたびにカメラマンが「カッコいい!」と声を上げる。「杖を少し寝かせると長さが出ます」「表情厳しく」などのリクエストに応えて、市村のポーズや表情が変化。1枚ごとに威厳のあるダンブルドアが出来上がっていった。
撮影終了後、感想を聞かれて「ハリーの世界に来たんだなと思ったよ。早くこの格好がしたかったんだ。稽古着じゃ気持ちが入んないでしょ?」とイタズラっぽい瞳で語った。

ビジュアル撮影には、ヘア、ウィッグ&メイクアップ補のニナ・ヴァン・ハウテン氏も参加していた。国際的に展開している作品のキャラクターの見た目をオリジナルプロダクションと同様に保てるようにチェックする役割を負っている。
「全てのキャラクターにははっきりとしたシルエットが決まっています。写真撮影の際にもそれを実現できているか気をつけています」。ただし、日本独自のヘアスタイルなどもあるという。
たとえばハーマイオニーの髪型は「ほかの国では前側に編み込みをして後ろはアフロヘアになっているのですが、日本人キャストには合わず、適切なヘアスタイルではなかったので、カールを緩やかに大きくし、オリジナルプロダクションと同じシルエットを維持するためにアップスタイルにしました」。コピー&ペーストではできないクリエイターの試行錯誤から生まれた工夫が、込められているのだ。

本番に先立って衣裳を身につけ、メイクをして役になりきる。ビジュアル撮影は稽古とはまた違う、役作りの魔法なのかもしれない。新キャストたちそれぞれの気合いのこもった様子に、舞台への期待がますます高まった。

取材・文:臼井祥子/ビジュアルレポート撮影:SHUN ITABA

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』あらすじ

ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、
かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。

魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。
幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。

そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。
彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!

二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。

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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』公演情報

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公演情報
タイトル 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
公演期間・会場 上演中~2026年1月31日(土) TBS赤坂ACTシアター
7月以降の出演キャスト ハリー・ポッター役:稲垣吾郎/平岡祐太/大貫勇輔
ハーマイオニー・グレンジャー役:酒井美紀/松井玲奈/奥村佳恵
ロン・ウィーズリー役:ひょっこりはん/上山竜治/関町知弘
ドラコ・マルフォイ役:内田朝陽/姜暢雄/渡辺邦斗
ジニー・ポッター役:白羽ゆり/安藤聖/吉井怜
アルバス・ポッター役:藤田ハル/福山康平/佐藤知恩/原嶋元久
スコーピウス・マルフォイ役:浅見和哉/久保和支/大久保樹
嘆きのマートル役:出口稚子
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー役:倉澤雅美
デルフィー役:乃村美絵/高山璃子/野邑光希
組分け帽子役:尾尻征大
エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ役:間宮啓行/市村正親
マクゴナガル校長役:岡まゆみ/白木美貴子

秋山和慶/荒澤恵里奈/浅野郁哉/チョウヨンホ/古沢朋恵/半澤友美/隼海 惺/肥田野好美/久道成光/星 郁也/石原健太郎/加茂享士/柏村龍星/肥塚綾子/小結湊仁/黒田 陸/馬屋原涼子/森田万貴/小川 希/岡 直樹/織詠/大竹 尚/坂入美早/篠原正志/田口 遼/髙橋英希/手打隆盛/上野聖太/薬丸夏子/横山千穂

ルード・バグマンの声:吉田鋼太郎

公式サイト https://www.harrypotter-stage.jp
公式SNS @hpstagetokyo

(C)TBS/ホリプロ

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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ビジュアル

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