韓国で生まれたミュージカル『インサイド・ウィリアム』が、日本人キャストで上演されることが決定した。
ミュージカル『インサイド・ウィリアム』とは?
ミュージカル『インサイド・ウィリアム』は、2021年と2023年に、韓国・ソウルの演劇の街・テハンノで上演され大好評を得たミュージカル(作・作詞:キム・ハンソル/作曲・編曲:キム・チヨン/製作:演劇列伝)。
誰もが一度は触れたことのあるウィリアム・シェイクスピアの作品を、笑いと奇想天外な想像で現代の価値観に重ねながら描いており、台詞の50〜60%はシェイクスピア作品から引用されたものになっている。全18曲の多彩な音楽とシェイクスピアの名台詞が調和し、文学的な豊かさ溢れる作品となっている。
日本版は、翻訳・訳詞を安田佑子、台本・演出を西森英行、音楽監督は宮崎誠が担当する。
ミュージカル『インサイド・ウィリアム』のあらすじは?
シェイクスピアは世界的な名作の誕生を夢見て「名作、これさえ守れば書ける!」というマニュアル本に従いながら、父親の復讐に成功した王子「ハムレット」の物語や、家門の反対を乗り越え愛を成し遂げる「ロミオとジュリエット」の物語を執筆していた。
執筆活動に没頭し、エキサイティングな話を書き進めていると、突然爆風が吹き付けてきて2つの原稿が飛び散り作品がごっちゃ混ぜになってしまった。混ざりあった原稿をかき集めるシェイクスピア。ふと気配を感じると、なんとそこには物語の中のキャラクターであるハムレット、ロミオとジュリエットの三人が飛び出していた。
復讐より詩を書きたいハムレット。
愛より剣を愛するジュリエット。
ジャンルを問わずいつでも主人公でいたいロミオ。
この主人公たちを元の物語に戻して名作を誕生させたいシェイクスピア。
作家と世の中が望む結末の代わりに、“それぞれが望む結末“を探し出そうとする彼らは、自分だけのパラダイスを見つけることができるのか?!
たとえ名作の主人公でなくても、“自分の物語”の主人公になることを望む姿を通じて、「インサイド・ウィリアム」は“特別でなくても十分に価値のある人生”の意味について朗らかに歌う。
ミュージカル『インサイド・ウィリアム』キャストは?
今回出演するのは、10人のキャストたち。なお、各役はダブル・トリプルキャスト編成となる。
名作を生み出すため執筆活動に打ち込むシェイクスピア役は、平野良と鍵本輝(Lead)のダブルキャスト。
名作の主人公になりたがるロミオ役は橋本祥平と野嵜豊のダブルキャスト。
忘れていた自分の夢に気づくジュリエット役は岩田陽葵、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の舞羽美海、声優としても活躍する吉宮瑠織のトリプルキャストに。
人間としての自分について悩み始めるハムレット役は日韓合同ダンスボーカルグループ・ORβITのメンバーである宮島優心と大澤駿弥、そして4人組ボーイズグループ「4-CaraT」のメンバーでミュージカルにも挑戦している磯野亨のトリプルキャストに決まった。
ミュージカル『インサイド・ウィリアム』公演情報(チケットなど)
ミュージカル『インサイド・ウィリアム』
【公演日程・劇場】2025年3月13日(木)~3月23日(日) 三越劇場
<チケット>
【料金】11,550円(全席指定)
【最速オフィシャル先行】
受付期間:1月11日(土)〜1月14日(火)
【FC先行】
受付期間:1月17日(金)〜1月20日(月)
【3ticketbook先行】
受付期間:1月24日(金)〜1月27日(月)
【一般発売】
2月上旬予定
【公式サイト】https://inside-william.com/
【公式X(Twitter)】@inside_William
(C)『ミュージカルインサイド・ウィリアム』製作委員会
Book & Lyrics by Kim Han Sol 김한솔 キム・ハンソル
Music & Arrangement by Kim Chee Young 김치영 キム・チヨン
Original Production by The Best Plays Inc. (주)연극열전 (株)演劇列伝
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