韓国で話題沸騰の新作ミュージカル『神が僕を創る時』が、日本人キャストによって上演されることが決定した。キャストはすべてWキャスト2チーム制で、元宝塚トップスターの真琴つばさとSUPERNOVA（超新星）のグァンスが同じ役を演じるという、意外性のある組み合わせとなっている。
ミュージカル『神が僕を創る時』とは
ミュージカル『神が僕を創る時』は、想像力とユーモア溢れるデジタル天上界「クラウド」を舞台に、人間創造に熱意を失った神と、破天荒な反乱を夢見るキャラクターたちが繰り広げる人生払戻しバラエティ。
神が人間を作る場所を見せながら、親、家庭環境、経済力、外見など、自分で選択できないことで「どうせ人生の大半が決まってしまう」と諦め嘆く世代へ「自信を持て！今のあなたで大丈夫！」というポジティブパワー全開のメッセージを歌に乗せて届ける。
ナンバーの数は18曲。ロック、ポップス、R&Bなど、耳に残る軽快なバンドサウンドが、「神が人間を創造する時、デジタルシステムを使って材料を配合するとしたら？」「人間が死んだら破壊ドライブへ送られ削除されるとしたら？」という、溌溂としたアイデア溢れる物語を彩っていく。
ミュージカル『神が僕を創る時』の出演者は？
登場人物は、自分の仕事ぶりに満点をつけたビューに心揺さぶられ創造の掟を破る神、神に立ち向かい人生の払戻しを求めるハヤシ（林）、神すら忘れかけた世界の美しさを写真に収めようとするヤング（若空）、ハヤシが持っていない全てを手に入れ豊かな人生を送ったナガイ（⻑井）という4人のキャラクター。
神様役は、元宝塚トップスターの真琴つばさとSUPERNOVA（超新星）のグァンスがWキャストで演じる。
真琴のチームの林（ハヤシ）役には舞台『東京リベンジャーズ』『ブルーロック』などで主演を務める竹中凌平、若空（ヤング）役は元乃木坂46の渡辺みり愛、⻑井（ナガイ）役はモデルであり『仮面ライダーゼロワン』などで知られる中山咲月。
グァンスのチームの林（ハヤシ）役にはダブルダッチ選手として世界を極めた後、得意のアクロバットを活かしてミュージカル『新テニスの王子様』などに出演する高橋駿一、若空（ヤング）役にはアイドルグループZOCの藍染カレン、⻑井（ナガイ）役は韓国出身4人組男性ボーカルグループTRITOPS*のウゴンが決定した。
ミュージカル『神が僕を創る時』クリエイティブチームも2チーム制で
注目すべき点が、クリエイティブチームも2チーム制が敷かれていること。
真琴のチームには、作・作詞ウォン・チェヨン、作曲コ・ヒョンジョン、演出・台本協力ピョ・サンア、音楽監督・メロディー編曲キム・ヒウンと、オリジナルスタッフが集結。
一方、グァンスのチームは日本語翻訳・訳詞を安田佑子、日本版台本脚色を川尻恵太、日本版演出を磯貝龍乎、音楽監督を宮﨑誠、振付・ステージングを結樺レイナ、歌唱指導を咲山類が手掛け、日本のオリジナル版を作る。
ミュージカル『神が僕を創る時』は、2024年10月18日（金）から10月27日（日）まで東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演される。
