ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』が、2024年12月より再演されることが決定。望海風斗、甲斐翔真、渡辺大輔ら続投キャストを含む全キャスト6名が発表された。
『ネクスト・トゥ・ノーマル』2022年版の日本独自演出で再演
『ネクスト・トゥ・ノーマル(next to normal)』は、トム・キット(音楽)とブライアン・ヨーキー(脚本・歌詞)のコンビによる作品で、一人の女性、一つの家族の姿を通して、現代社会が抱える家族間の絆やその崩壊・再生を中心に、心の病への向き合い方といった社会的なテーマを描いている。
2009年にトニー賞11部門ノミネート、主演女優賞・楽曲賞・編曲賞の3部門を受賞、2010年にはピューリッツァー賞(戯曲部門)を受賞するなど高い評価を得た。
日本では2013年にシアタークリエにて初演を迎え、2022年に日本独自の演出・デザインで再演。今回は、2022年版の再演となる。訳詞は小林香、演出は上田一豪が担当。
出演者には、2022年版より続投となる望海風斗、甲斐翔真、渡辺大輔に加え、ミュージカル『この世界の片隅に』での好演も記憶に新しい小向なる、『GIRLFRIEND』で歌唱力の高さを発揮している吉高志音、多くの作品で存在感が光る中河内雅貴が新キャストとして加わる。
ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』は、12月6日(金)から12月30日(月)まで東京・シアタークリエにて上演後、2025年1月に博多座と兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールを巡演する。
ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』公演情報
<上演スケジュール>
【東京公演】2024年12月6日(金)~12月30日(月) シアタークリエ
※ツアー公演の予定あり
2025年1月 博多座、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
<スタッフ・キャスト>
【音楽】トム・キット
【脚本/歌詞】ブライアン・ヨーキー
【訳詞】小林香
【演出】上田一豪
【出演】
ダイアナ:望海風斗
ゲイブ:甲斐翔真
ダン:渡辺大輔
ナタリー:小向なる
ヘンリー:吉高志音
ドクター・マッデン:中河内雅貴
<チケット>
【東京公演】2024年秋一般発売開始(予定)
『ネクスト・トゥ・ノーマル』あらすじ
母、息子、娘、父親。普通に見える4人家族の朝の風景。
ダイアナの不自然な言動に、夫のダンは優しく愛情をもって接する。息子のゲイブとダイアナの会話は、ダンやナタリーの耳には届いていないように見える。ダイアナは長年、双極性障害を患っていた。娘のナタリーは親に反抗的で、クラスメートのヘンリーには家庭の悩みを打ち明けていた。
益々症状が悪化するダイアナのために、夫のダンは主治医を替えることにする。新任のドクター・マッデンはダイアナの病に寄り添い治療を進めていくが・・・。