2024年夏に、初の日米合同のキャストで上演される『RENT』。26年ぶりにマーク役を演じる山本耕史、Crystal Kayなどの出演者が発表されていたが、全キャストが決定した。
日米合作ブロードウェイミュージカル『RENT』でドリームキャスト実現
未発表だったジョアン役には、ミュージカル『SIX』ブロードウェイ公演ほか、ブロードウェイで活躍する Nasia Thomas(ナシア・トーマス)が決定。モーリーン役を務める Crystal Kayとのデュエットに期待が高まる。またベニー役には Aaron James McKenzie(アーロン・ジェームズ・マッケンジー)。そして、2名のアンサンブル/スウィングキャストも決定。今回しか見ることのできないドリームキャストでの上演が実現する。
『RENT』オリジナル版の演出を手掛けたマイケル・グライフは、昨日開催された第77回トニー賞にて自身が演出を手掛けた『ヘルズ・キッチン』がミュージカル部門作品賞ほか最多13部門にノミネート(主演女優賞、助演女優賞受賞)。
『ヘルズ・キッチン』以外にも、演出を手掛けた2作のミュージカルが各賞のノミネートを果たしている。ジョナサン・ラーソンの遺志を継ぎ、新たな名作を生み出し続けているマイケル・グライフのオリジナル演出版で上演する日米合作『RENT』に注目だ。
また、日米合作版の演出家Trey Ellett(トレイ・エレット)からメッセージも到着。「このキャスティングを実現することができて本当に嬉しいです。⻑年一緒に仕事をしてきた大好きなメンバーたちに加え、ずっと一緒に仕事をしたいと思っていたメンバーも集まりました。そして何より嬉しいのは、日本の最高峰のキャストが参加してくれることです。世界各地でつくられた『RENT』ファミリーは広がり続け、どんどん大きな家族になっていきます。『RENT』には他にはない非常に特別な何かがあり、その感動を皆様にお届けできることを大変光栄に思っています」とコメントを寄せた。
日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』は、8月21日(水)から9月8日(日)まで東京・東急シアターオーブ、9月11日(水)から9月15日(日)まで大阪・SkyシアターMBSにて上演される。6月22日(土)までチケット先着先行受付中。
『RENT』あらすじ
舞台は20世紀末のNY-イースト・ヴィレッジ。荒廃したアパートに住み、家賃(レント)も払えず貧しい生活を送るマークとロジャー。映像作家を目指すマークは女性弁護士ジョアンと付き合い始めた元恋人のパフォーミング・アーティスト、モーリーンに今も振り回されている。シンガーソングライターを目指すロジャーは、曲が書けず悶々とした日々を過ごしているが、ナイトクラブダンサーのミミと出会い、互いに愛し合うものの、心はすれ違う。共にHIVポジティブのエンジェルとコリンズは永遠の別れを迎える。ある日、行方不明になっていたミミが手遅れの状態で発見される。真っ直ぐな気持ちでミミに向きあうロジャーが、やっと書き上げたラブソングを捧げると・・・。
日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』公演情報
<上演スケジュール>
【東京公演】2024年8月21日(水)~9月8日(日) 東急シアターオーブ
【大阪公演】2024年9月11日(水)~9月15日(日) SkyシアターMBS
<スタッフ・キャスト>
【脚本・作曲・作詞】ジョナサン・ラーソン
【演出】トレイ・エレット
【初演版演出】マイケル・グライフ
【振付】ミリ・パーク
【初演版振付】マーリス・ヤービィ
【出演】
山本耕史、Alex Boniello、Crystal Kay、Chabely Ponce、Jordan Dobson、Aaron A. Harrington、Nasia
Thomas、Aaron James McKenzie
ほか
※やむを得ない事情により、出演者が変更になる可能性あり
※出演者の変更によるチケットの払い戻しはなし
※当初出演予定だったRYOの来日はなしに
※全編英語上演(日本語字幕あり)
<チケット>
【料金】(税込・全席指定)
S席:16,500円/A席:12,500円/B席:9,500円/エンジェルシート:8,000円
※エンジェルシートの販売方法については公式サイトにて後日発表
※大阪公演はB席の販売はなし
※未就学児入場不可
※チケットは一人1枚必要
【一般発売】2024年6月23日(日)10:00~
日米合作 ブロードウェイミュージカル『RENT』公式サイト
【公式サイト】https://rent2024.jp