2024年1月に上演される朗読劇『ラヴ・レターズ～2024 New Year Special～』に、古田新太と石川さゆりの出演が決定した。
「ラヴ・レターズ」は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった名作。1989年にニューヨークで初演を迎え、日本では1990年8月にPARCO劇場で日本初上演されて以来、33年間継続して上演されてきた。この間、年齢も個性も異なる様々なカップル、延べ518組（再演を含む）が、一つの台本を読み続けている。
初演以来、翻訳・演出家として、本作品の立役者であり続けた青井陽治が2017年に逝去し、2018年からは藤田俊太郎が演出を引き継いだ。藤田は、青井陽治の演出を大切にしながらも、「ラヴ・レターズ」の新たなページを紡ぎ続けている。
様々な組み合わせで読まれ続ける『ラヴ・レターズ』。”演じる”のではなく”読む”という表現は、読み手の人生をも反映し、読んでいる本人にも思いもかけないような感情が発露する。俳優にとっても観客にとっても一度限り、毎回予想できない新たな感動を生む本作について、演出の藤田は「どんなカップルにも必ず”奇跡”が訪れる作品」と語る。
2024年の幕開けを飾る『ラヴ・レターズ』には、すでに石田彰と緒方恵美、阪本奨悟と矢吹奈子、岡本圭人と若村麻由美の3組の出演が発表されていたが、新たに古田新太と石川さゆりの出演が決定。『ラヴ・レターズ』出演が27年ぶりとなる古田と、古田が大ファンである石川との大人の魅力溢れるビッグカップルが誕生する。
『ラヴ・レターズ～2024 New Year Special～』は、1月19日（金）・1月24日（水）・1月29日（月）に東京・PARCO劇場にて上演される。
コメント紹介
古田新太
またまた「ラヴ・レターズ」にお呼ばれしました。
しかもお相手はあの石川さゆりさんです。
おいら、ある番組でさゆりさんに耳元で
「ウイスキーがお好きでしょ」を歌っていただき、涙した男です。
またまた流してしまうのでしょうか。
楽しみです。
石川さゆり
客席で奈良岡朋子さんのメリッサとアンディーを拝聴した事があります。シンプルなステージから、人が生きて行く日をいっぱい感じながら涙がこぼれました。
2024年の「ラヴ・レターズ」にお声をかけていただきました。
歌の中に心を探している私が、古田新太さんのお声をたぐりながらメリッサをお届け出来ますようにと思います。ドキドキ･･･。
私自身も初めての経験です。古田さん、皆様どうぞよろしくお願い致します。
『ラヴ・レターズ～2024 New Year Special～』公演情報
日程／出演者
1月19日（金）19：00開演 石田彰＆緒方恵美
1月24日（水）12：30開演 古田新太＆石川さゆり
1月24日（水）19：00開演 阪本奨悟＆矢吹奈子
1月29日（月）19：00開演 岡本圭人＆若村麻由美
【会場】PARCO劇場
【作】A.R.ガーニー
【訳】青井陽治
【演出】藤田俊太郎
チケット
【料金】（全席指定・税込）
7,700円
U-18チケット：2,000円（観劇時18歳以下対象）
U-30チケット：3,500円（観劇時30歳以下対象）
※要身分証明書（コピー・画像不可、原本のみ有効）
※当日指定席券引換/「パルステ！」、チケットぴあにて一般発売日より先着販売(当日券取扱なし)
※指定席との連席購入不可（連席ご希望の場合は指定席購入を）
【一般発売】2023年12月16日（土）
あらすじ
幼馴染のアンディーとメリッサ。自由奔放で感覚人間のメリッサ。真面目でいつも何かを書いているアンディー。思春期を迎えて彼らは一番近い異性としてお互い十分相手を意識しはじめる。しかし、ついに決定的に結ばれるチャンスを迎えた夜、二人は友達以上にはなれない自分たちを発見する。
大学を出た二人はそれぞれ結婚し、まったく別の道を歩き始める。海軍を経て法曹界に入り上院議員まで登りつめるアンディー。アートの道に進んだものの行き詰まって精神的破綻をきたすメリッサ。久しぶりに再会した二人は別々に過ごした日々を取り戻すかのようだった。しかし･･･。
50年にわたる手紙のやりとりで綴られていく、二人の物語。
公式サイト
【公演サイト】https://stage.parco.jp/program/ll_2024_jan/
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