2024年1月に、J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~が上演されるが、このほど源氏物語の世界をビジュアルに再現する、企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~の同時開催が明かされた。
源氏物語の物語の中で表現されている平安貴族たちが身に着ける装束は、季節や心情を反映するため、和歌とともに源氏物語の根幹を形成するアイテムとなっている。本展は、特に装束の描写が際立つシーンを抽出。舞台公演とリンクした場面設定を行うことで、双方を補完しあう企画展として構成される。
主催は井筒東京、井筒企画、東京国際フォーラム。詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~の公演チケット購入者は無料で入場可能(半券可)。
展示では、『源氏物語』に登場する光源氏の邸宅・六條院を舞台とした、1/4サイズで再現した寝殿模型を用いて、立体的な形で物語の場面を再現。1/4というサイズは、縮小と忠実な再現が可能なギリギリの縮小サイズ。寝殿の形は勿論、登場人物が着用している装束やその文様に至るまで、すべて等身大のものが忠実に1/4サイズで再現されている。絵巻では平面でしか見ることのできない平安時代の貴族文化を、360度から、よりわかりやすく知ることができる展示である。
さらに、『源氏物語』に描かれる平安時代の貴族男性や貴族女性の装束を、等身大で展示。貴族男性の勤務服である束帯や日常着であった直衣、平安時代を代表する十二単の変遷を展示することで、平安王朝文化をより間近で観覧できる。
企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~は2024年1月3日(水)から1月7日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールD5にて開催される。
企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~開催情報
開催情報
2024年1月3日(水)~1月7日(日) 東京国際フォーラム ホールD
10:00~17:30(最終入館17:00)
※最終日は16:00迄(最終入館15:30)
チケット情報
入場料: 500円(税込)
※保護者同伴の未就学児入場無料。
※詩楽劇『沙羅の光』の公演チケット(半券可)をお持ちの方は入場無料。
チケットぴあ:https://eplus.jp/yosooi_genjimonogatari/
イープラス:https://w.pia.jp/t/yosooi-genjimonogatari/
ローソンチケット:https://l-tike.com/yosooi_genjimonogatari/
企画展情報サイト
J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ 詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~公演情報
上演スケジュール
2024年1月3日(水)~1月7日(日) 東京国際フォーラム ホールD7
※1月6日(土)アフタートーク出演者
【出演】紅ゆずる・井上小百合・日野真一郎・尾上菊之丞
【司会】戸部和久(脚本)
※1月6日(土)12:00、15:30開演のチケットをお持ちの方が参加可能
キャスト・スタッフ
【出演】
紅ゆずる・井上小百合・日野真一郎/
花柳喜衛文華・藤間京之助・羽鳥以知子/
尾上菊之丞
【演出・振付】尾上菊之丞
【脚本】戸部和久