2022年10月7日(金)より『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Witness of Miracle-が上演される。『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』(以下、『あんステ』)は、現在1000万ダウンロードを突破しているスマートフォン向けの大人気ゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!』の舞台化作品で、2016年より続く人気2.5次元舞台シリーズだ。
今作は『キセキ』シリーズ前篇である2022年2月に上演された『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Track to Miracle-(以下、前作)から続く後篇の作品となる。
作中でも主軸となるアイドルユニット『Trickstar』より明星スバル役の竹中凌平と衣更真緒役の谷水 力、『Trickstar』の前に立ちふさがる最強のアイドルユニット『Eden』より乱 凪砂役の松田 岳、七種 茨役の橋本真一に、作品への意気込みや各ユニットの話、メンバーの裏話や理想のアイドル像まで幅広く話を聞いた。
ライブ配信あり!
2022年10月8日(土)18:00公演、11月6日(日)12:00公演/17:00公演(大千秋楽)の3公演をDMM.comにてライブ配信!
ライブ配信は公演終了後も楽しめるディレイ配信付きです
また、購入者の中から抽選で5名に公演ポスターが当たるプレゼントキャンペーンも実施中。
詳細は記事の最後で!
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▶2022年10月8日(土)18:00 公演(スイッチング)
▶2022年11月6日(日)12:00公演(全景)
▶2022年11月6日(日)17:00大千秋楽公演(スイッチング)
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2016年より積み重ねられた『あんステ』の集大成のような作品
――ついに『キセキ』シリーズ後篇を迎えますが、まずは皆さんの意気込みを教えてください。
谷水:前作では『Trickstar』としても真緒としても色々と挫折がありました。今作では、それを糧にして一回り成長した姿をお見せできるようにがんばりたいですね。
竹中:今作はスバルにとっても、『Trickstar』にとっても、大切な物語になるので丁寧に物語を紡いでいけたらなと思っています。
橋本:『あんステ』は2016年より積み重ねられたシリーズで、今作は集大成のような作品だと思っています。初演から演じるキャストはもちろん、お客様やスタッフ、カンパニー全体から様々な思い入れを感じます。僕は前作より参加した身ではありますが(※橋本・竹中・松田は前作より参加)その思い入れの強さにしっかり追いついて、モチベーション高く臨みたいです。また前作では『Adam』と『Eve』とユニットが分かれていましたが、今作では『Eden』という1つのユニットになります。『Trickstar』にはない『Eden』としての楽しませ方で魅せていきたいです。茨としては、どんどん引っ掻き回していきたいと思います!
松田:前作の千秋楽で、この公演の発表があったんですよね。僕、反応が気になっちゃって袖にいたんですよ。お客様が凄く盛り上がっているのを見て、皆様の期待値の高まりを肌で感じました。(前作の)千秋楽が無事に終わってホッとしつつ、この期待値を大きく上回る次作にしたいという気持ちを持ってスタートしたので、本番に向けて準備をしっかり進めてがんばります。
――それぞれのキャラクターの新しい一面や成長を、今作で感じることはありますか?
谷水:衣更真緒って、これまでは基本的に弱みを見せないキャラクターだったんですが、前作で凪砂さんと対峙したことでメンバーにも弱い部分を見せられるようになった感じがありました。今作でも『Trickstar』全体としての成長も描かれているので、衣更真緒も面倒見がよいだけではない“強さ”も見せられるようになってきているかなと思います。
竹中:スバルを演じていて思うのは、色々辛いことがあっても笑顔で乗り越えられる、大きなキャパシティを持っていること。人として尊敬しますね。スバルは「お父さん」に大きく影響を受けていますが、今作を通してそのすごさを感じます。今は、スバルを演じながら同時に「お父さん」が見えてくるのがすごく楽しいです。今までの『あんステ』ではまだ描かれていない、スバルの一面を感じてもらえると思うと、演じがいがあります。演出のほさか(よう)さんにもプレッシャーをかけられているので、がんばらなきゃなと!
橋本:僕自身も、茨としても、よりメンタルが強固になっているかもしれない。前作では、良い人の仮面が最終的に剥がれましたけど、今作では対外向けの外面と『Trickstar』に見せる本性を、最初から割り切って切り替えている。そこが茨の良さ、魅力をさらに増しているのかなと。
松田:凪砂くんは踏み込みすぎがないキャラクターなので、毎回新しい発見ばかりなんです。今作ではある事件が発覚しますが、凪砂くんは肩の力が抜けて視野が広がっている大人な対応をされていらっしゃるな、と。スバルとは「父」という共通した大きな存在があるので、後のつながりも考えて、僕は「今の凪砂くん」にどうトライして演じればいいのか、日々考えています。
舞台でも光るユニットごとの個性!
――ご自身たちの演じるユニットの「魅力」についても教えてください。
谷水:『Trickstar』と言えば、一番は仲の良さ!スバルという大きな「太陽」がいて、『Trickstar』の明るさは生まれているんだと思います。
竹中:分かる!原作を見ていても、『Trickstar』から元気をもらえるよね。
谷水:バランスもすごく良いと思うんだよ。それはどのユニットもそうかもしれないんだけど・・・。リーダーとしてちょっとお堅い北斗がいて、お調子者のスバルがいて、たまにそれに乗っちゃう真がいて、それらを俯瞰してみている真緒がいる、その家族感がすごく好き。
竹中:『あんステ』の『Trickstar』も、あったかいよね。
谷水:うん。僕は初舞台が『あんステ』だったから、先輩に囲まれた中でスタートしたんだよ。今も、周りはすごい先輩ばかりなんだけど。皆さんにいろんなことを教えてもらって今の僕があるから、安心感がすごくある。凌平は前作から参加で、出来上がった中に入ってくるのはすごく不安だったんじゃないかと思うんだけど、僕が感じたような安心感を持ってもらえたんじゃないかな。これは『Trickstar』としての魅力だし、僕の好きなところ。
竹中:前作から参加させていただいたけど、ずっと一緒にやってるんじゃないかなって思えるぐらいみんなが受け入れてくれたと思ってるよ。一緒に遊んでくれたり、本当に仲の良いメンバーです。
――この取材の撮影の時も、谷水さんがずっと竹中さんにちょっかいかけていて、かわいいな、本当に仲がいいんだなと思いました(笑)。
竹中:だめですよ!かわいいとか言うと調子に乗るから!
谷水:あはははは(笑)!
――『Eden』は、今回から4人になりますが。
橋本:元々『Adam』と『Eve』に分かれていたユニットですから、良い意味で個々ですね。それぞれが自立しているけれど、ユニットとしてもちゃんと成立しているというところが『Eden』の面白さなのかなと。
谷水:俺らは自立してないってこと?
竹中:離れると不安になるもんな・・・。
谷水:確かに!一人になるとすっげー不安・・・。
松田:あははは(笑)。
橋本:サッカーとかバスケとかチームプレーで強いのが『Trickstar』で、柔道とか個人競技だけど団体戦なのが『Eden』っていう感覚かも。
松田:そうですね、ユニットとしてはそんな感じですね。でも役者個人としては『Eden』も『Trickstar』のようにわちゃわちゃしてますね。この人(橋本)がボケてくれるので。
一同:(笑)!!(※天然エピソードをたくさんお持ちの橋本さん)
橋本:ボケてるつもりはないんですけどねぇ。
竹中:いつもいじられていますよね。
橋本:それはありがたいんですよ。『Eden』の中で年齢的には僕が一番上なんですけど、身をゆだねられるというか、楽に素でいれるというか・・・とても居心地がいいですね。
松田:そんな『Eden』です(笑)。
仲良し?バチバチ?役者同士の関係性と役としての関係性
――では、演じる皆さんの関係性の中で生まれたエピソードなどはありますか?
橋本:『Eden』はですね・・・きっしー(漣 ジュン役の岸本勇太)がとにかくおしゃれなんですよ!私服がすでに衣裳みたいにおしゃれ。稽古着もおしゃれ。稽古場でおしゃれ着からおしゃれ着に着替えて稽古してるの!
一同:(笑)!
松田:きっしーの中では、これは稽古着って基準があるんでしょうね。
橋本:僕からしたら一軍から一軍に着替えているように見えます(笑)。
竹中:おしゃれといえば、僕たちはお揃いの靴を買いました。
谷水:この間、『Trickstar』の4人で取材を受けた時にまっつん(遊木 真役の松村泰一郎)があるブランドの靴を履いていて「それ、いいな~!」ってなったんです。その後、凌平と一緒にすぐ買いに行きました。一慶くん(氷鷹北斗役の山本一慶)も欲しがっていたんだけど、次にすぐほかのお仕事があったので「俺行けない日に・・・いいなあ~」って言ってました(笑)。
竹中:今日もその靴を履いてきてます!(※スタジオの靴箱に同じブランド、同じデザインの靴が仲良く2足並んでいました)
――お互いのユニットについては、どのように見ていらっしゃいますか?
竹中:かっこいい(即答)!
谷水:だよね!何よりもかっこいいんですよ。
竹中:『Eden』があの黒いユニット衣裳を着て、4人でライブしてるのをもう見たい!楽曲もかっこいいし。もうファンの気持ち。
谷水:前作のオープニングで、その衣裳を来て揃ったシーンがあったんですよ。その、ほんの一瞬でも僕ら「かっこよくない?!」って沸き立っていて・・・それを、今作では『Eden』としてちゃんと見られるのが楽しみです。
松田:ありがとう。
橋本:今作にも、冒頭に『Eden』と『Trickstar』が揃って対峙しているようなシーンがあります。そのシーンだけでも、稽古しているとすごく色の違いが顕著で。『Trickstar』の持つ遊びの部分は、『Eden』にはなかなかない部分なので、見ていてうらやましく思ったりもします。
――『SS』(※原作の中で毎年年末に開催されるアイドルの頂点を決める一大祭典)でぶつかり合うことになりますが、そこに向けた感情はどのように作っていらっしゃいますか?
谷水:真にとっては茨、真緒にとっては凪砂さん、前作も踏まえた上でそれぞれに対峙する人がいるので、ピリッと引き締まる感じはありますね。
竹中:でも、敵対感はあまりないです。『Eden』は、強敵というか、『Trickstar』にとってラスボス的な存在に映っていますから。すごくバチバチ全開かというと、そうでもないので・・・難しいですね。
橋本:僕は敵対感しかないです(キッパリ)。
一同:(笑)!
橋本:茨として、いかに敵になれるか。作品を盛り上げるためにも、いかに『Trickstar』にとって嫌なヤツになれるかを意識しています!
松田:茨だけは敵対感しかないね(笑)。凪砂くんはわりと普遍的なアイドルを目指しているので、争いは嫌いなんですよね。どんどん光を増す『Trickstar』に対しては興味を持っていっているので、その複雑な関係性も見ていただけたらと思います。
皆さんが思う「理想のアイドル」とは?
――『SS』は最高の最高峰のアイドルを決めるイベントということですが、皆さんが思う「理想のアイドル」とは?
谷水:実際のアイドルを見ていて惹かれるのは、ギャップがあること、かな。例えば、バラエティ番組とかではちょっと天然だったりするけど、パフォーマンスではバキバキのダンスを踊る、とか。そういう姿を見ると「プロだな」って思うし、かっこいい!って憧れます。
竹中:「理想のアイドル」かぁ・・・。第一線で活躍していて、すごい売れっ子になっても、ファンの方を大事に想う精神を持ち続けている人かなあ。
橋本:アイドルに限らずだけど、表に立つ人間として誰かの生きるエネルギーになっていたらいいよね。全ての人じゃなくても、特定の一握りの人だけでも。誰かの明日へ進むパワーや源になっている、そうなれることが「理想のアイドル」なのかなと思います。あと、違う視点からの考えだけど、世代によって「僕らの世代にはこのアイドル!」みたいな人たちがいるよね。そういう存在になる人たちは「理想のアイドル」だなと思うし、本当にすごいことだと思う。
松田:僕は、出会った時にビビっと来る、そんな存在が、その人にとっての「理想のアイドル」なんだと思う。そういう人って内側でエネルギーを燃やし続けているんですよね。『あんさんぶるスターズ!』のキャラクターたちも、様々な特色や色合いをエネルギーとしてそれぞれ燃やしているから、これだけ多くの人に愛される存在になっているのだと思います。
これは「スバルのための物語なんだ」
――皆さんが、『SS』を含め作品の世界観をどのように表現してくださるのか楽しみにしています。
松田:『Adam』と『Eve』が一つになり『Eden』になります。『Eden』は、まさしく新世界を作るような、『あんステ』の長い歴史においても新境地を切り開くユニットです。目指すポイントはものすごく高いのですが、それが分かっているからこそ、目指すことに迷いはありません。『Eden』は素晴らしい方ばかりで、この4人で一緒に『Eden』としていられることが非常に幸せです。お客様が私たちと出会う時を、僕も楽しみにしております。
橋本:今回の台本を読んだ時、これは「スバルのための物語なんだ」と感じました。スバルを盛大に輝かせるためにも、『Eden』4人で自分たちの役割をがんばっていきたいと思います。お芝居も、キャラクター作りも、個々のパフォーマンスも、『Eden』としての魅力を存分に伝えられるように、大事に積み上げていきたいです。『あんステ』を観たことが生きるエネルギーや、ちょっと前を向くきっかけになったり、何か少しでも届くものがあればと思っていますので、しっかり受け止めていただければ嬉しいです。
竹中:みんなが目指してきた『SS』という大舞台。今までがんばってきたことはみんな、この『SS』に出るためでもありました。『Trickstar』として、そこへ向かうエネルギーや熱量をしっかりと出して臨みたいと思います。困難がまだまだ立ちはだかってくるので、それをみんなで乗り越えて、さらに成長した姿を見せたいですね。そして、やはり『Eden』はすごいユニットです。物語に説得力を持たせるためにも、『Trickstar』としてパフォーマンスをがんばりたいなと思います。誰かの「理想のアイドル」になれるようにがんばります!!
谷水:『あんさんぶるスターズ!』のキャラクターって、だたキラキラしてるだけじゃないんですよね。辛い過去を持っていても、闇を抱えていても、それでも輝く姿がすごく魅力的で人間味を感じるんだと思います。今回、特にスバルは如実にそれが現れてるし、改めて『Trickstar』としても仲間ってすごく素敵なものだなって感じました。
『SS』の物語を描く上で、今まで戦ってきた『fine』や『紅月』など仲間たちの力もお借りするし、なんなら『Eden』の力を借りる部分もたくさんあります。それはきっと、『Trickstar』がいろいろ努力をしてがんばってきたから、周りの人たちが手を差し伸べてくれることに繋がるんだと思います。『SS』の舞台に立てるのは、『Trickstar』だけでも、スバルだけでも成し得ないことなので、そういった部分も伝わったらいいです。
竹中:『あんステ』歴史の重みを感じる言葉だね。
谷水:いやいやいや(笑)!でも、サブタイトルが「Witness of Miracle」なので、毎公演、毎公演、本当に奇跡を目撃していただけるような公演にしたいね。
(取材・文/一本柳歌織、編集・撮影/エンタステージ編集部 1号)
【オフショット映像】
『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』WoM
インタビュー時に、動画を撮らせていただいたら~!<3公演で配信あり>
♪10/8 18時公演https://t.co/zi9WsdJxBa♪11/6 12時公演https://t.co/KzltYT9pty
♪11/6 17時公演公演https://t.co/XDEfc9anIh#あんステ https://t.co/MYR8BmlErK pic.twitter.com/6kRfcDotel
— エンタステージ (@enterstage_jp) October 5, 2022
■ライブ配信の対象公演・チケット購入はこちら
▶2022年10月8日(土)18:00 公演(スイッチング)
▶2022年11月6日(日)12:00公演(全景)
▶2022年11月6日(日)17:00大千秋楽公演(スイッチング)
※購入ページに遷移します
『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Witness of Miracle-公演情報
上演スケジュール・チケット
【東京公演】2022年10月7日(金)~10月16日(日) 品川プリンスホテル ステラボール
【京都公演】2022年10月21日(金)~10月30日(日) 京都劇場
【⼤阪公演】2022年11月3日(木・祝)~11月6日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
<チケット>
https://eplus.jp/WoM/
スタッフ・キャスト
【原作】『あんさんぶるスターズ!』(Happy Elements株式会社)
【脚本・演出】ほさかよう
【音楽】Arte Refact
【出演】
氷鷹北斗役:山本一慶
明星スバル役:竹中凌平
遊木 真役:松村泰一郎
衣更真緒役:谷水 力
乱 凪砂役:松田 岳
巴 日和役:宮城紘大
七種 茨役:橋本真一
漣ジュン役:岸本勇太
天祥院英智役:笹森裕貴
日々樹渉役:安井一真
伏見弓弦役:飯山裕太
守沢千秋役:佐伯 亮
青葉つむぎ役:工藤大夢
【公式サイト】https://ensemble-stage.jp
【公式Twitter】@ensemble_stage
ライブ配信情報
配信公演
2022年10月8日(土)18:00公演(スイッチング映像)
2022年11月6日(日)12:00公演(全景映像)
2022年11月6日(日)17:00大千秋楽公演(スイッチング映像)
販売期間
2022年10月8日(土)18:00公演
2022年9月30日(金)18:00~10月13日(木)18:00まで
・2022年11月6日(日)12:00公演/17:00 大千秋楽公演
2022年9月30日(金)18:00~11月11日(金)18:00まで
販売価格
全景映像:2,500円(税込)
スイッチング映像:3,700円(税込)
【ライブ配信時間】
各公演開始30分前~ライブ配信終了まで(予定)
ディレイ配信期間
2022年10月8日(土)18:00公演
⇒2022年10月9日(日)18:00~10月13日(木)23:59まで
2022年11月6日(日)12:00公演/17:00 大千秋楽公演
⇒2022年11月7日(月)18:00~11月11日(金)23:59まで
【プレゼントキャンペーン】
ライブ配信をご購入いただいたお客様の中から抽選で5名様に公演ポスターをプレゼント!
キャンペーン期間:2022年9月30日(金)18:00~11月11日(金)23:59まで
(C) 2021 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会