『東京ラブストーリー』を2チーム制でミュージカル化!カンチ役は柿澤勇人と濱田龍臣

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『東京ラブストーリー』を2チーム制でミュージカル化!カンチ役は柿澤勇人と濱田龍臣

トレンディドラマとしても大ヒットした柴門ふみの人気漫画「東京ラブストーリー」が、2022年11月に初ミュージカル化されることが決定した。永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4役は「空キャスト」と「海キャスト」の2組のチームによるWキャスト制となり、大人の成熟した恋愛模様を描く「空キャスト」には柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね、フレッシュで向こう見ずな恋模様を描く「海キャスト」には濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴(GENIC)、熊谷彩春が名を連ねた。

「空キャスト」「海キャスト」というネーミングは、永尾完治らの出身である愛媛県の美しい空と海から取られている。永尾完治役に柿澤とミュージカル初挑戦の濱田がキャスティングされているように、世代の異なる2つのチームが同じ脚本を演じることでまったく色も風合いも違う「東京ラブストーリー」が生まれそうだ。原作はバブル時代の東京を舞台にしているが、ミュージカル版では設定を2018年春から2019年春という設定に置き換え、コロナ禍前、希望を持って東京で暮らすカンチ、リカ、三上、さとみの4人を中心とした恋愛模様を描くとのこと。

また、完治とリカの上司・和賀夏樹役は原作では男性として描かれているが、本作では女性に置き換えられ、現代ならではの役割を担うという。演じるのは、ミュージカル初挑戦となる高島礼子。そして、空・海キャスト共通となる長崎尚子役は元宝塚歌劇団星組トップ娘役の綺咲愛里が務める。

音楽は、2018年に日本で初演されたオリジナル・ミュージカル『生きる』の作曲家ジェイソン・ハウランドによる全編書き下ろしで、演出は、ミュージカル『アリージャンス~忠誠~』で共同演出を務めた豊田めぐみが担当。

このミュージカル化を手掛けるのは、『デスノートTHE MUSICAL』、ミュージカル『生きる』、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』など日本発のオリジナル・ミュージカル制作にも積極的に取り組んでいるホリプロ。「東京ラブストーリー」は、1991年に大ブームを巻き起こし、日本のみならずアジア諸国で今なお人気を誇る人気作品。将来的には、海外でのライセンス上演を視野に入れているという。

原作者の柴門は、ミュージカル化について「これまで多くの漫画作品をドラマ化・映画化していただきましたが、舞台化は初めてです。しかもミュージカルと聞いて、わくわくしています。ステージ上で、リカやカンチにどのような命の息吹が吹き込まれるのか、とても楽しみです」とコメントを寄せている。

オリジナル・ミュージカル『東京ラブストーリー』は、2022年11月から12月にかけて東京・池袋・東京建物 Brillia HALLにて上演予定。その後ツアー公演あり。

目次

あらすじ

今治に本社のある「しまなみタオル」に勤める永尾完治(柿澤勇人/濱田龍臣)は、転勤先の東京支社で、同僚となる赤名リカ(笹本玲奈/唯月ふうか)と出会う。
完治は今は東京に住む地元の高校同級生、三上健一(廣瀬友祐/増子敦貴(GENIC))と飲む約束をするが、そこには完治が高校時代から片思いをしていた関口さとみ(夢咲ねね/熊谷彩春)も呼ばれていた。動揺しながらもその再会に恋心を思い出す完治だが、なんとそこに現れたのは、赤名リカ。こうして4の交流が始まり、ラブストーリーが紡がれていく――。

コメント紹介

◆豊田めぐみ(演出)
この作品の演出のお話を頂いたのは4年以上前。「東京ラブストーリー」をミュージカルとして上演できるんだ!と、非常にワクワクしたのを覚えています。
漫画からドラマ、そして舞台へとバトンを渡されたわけで、舞台でしか出来ない楽しいことを生み出そうと、日々思いを巡らせています。
今回はそれぞれに本当に魅力的な、全く異なるカラーの2チームのキャストで上演します。同じ台本でも全然違う仕上がりになると思うので、 そこも楽しんで頂けるポイントかなと思います。
クリエイティブチームも最強の方々に集結して頂いたので、今年の冬、キャスト、スタッフ全員で、最高にホットな愛の物語をお届けします!

◆柿澤勇人(空キャスト:永尾完治役)
「東京ラブストーリー」は当時のドラマのDVDが全巻家にあり、全く飽きることなく恋の展開にワクワクしながら全て拝見しました。僕が演じる永尾完治は、真面目で、誠実で、真直ぐで、優しい男です。でも恋になるととても不器用で・・・。見ていて歯がゆくなる部分もあり、それがこの物語を面白くしているのだと思います。
過去には『デスノートTHE MUSICAL』というオリジナルミュージカル作品で、日本初演を始め海外公演にも出演しました。もっともっと、日本初のものを発信していくべきだと感じましたし、この『東京ラブストーリー』はそういう作品に必ずなると思います。
まずは日本で成功をさせて、世界各地でも上演ができればという想いです。ぜひ皆様応援よろしくお願い致します。劇場でお待ちしています。

◆笹本玲奈(空キャスト:赤名リカ役)
ドラマで見ていたわけではありませんでしたが、「カンチ!」とリカが呼ぶ台詞はとても印象に残っていました。大ヒットした作品だけに、ミュージカルにすることはかなりの挑戦だと初めは不安に思いましたが、日本を代表するラブストーリーをミュージカルに!という熱い想いを受け取り、信じて一緒に作り上げたい思い、出演を決めました。
本能のままに生きる姿と、相反して繊細な心を持つ彼女の人間性をしっかり捉えた上で、シンプルに、感じるままに演じたいです。
ミュージカル『生きる』の楽曲を作ったジェイソン・ハウランドさんの音楽で、どんな『東京ラブストーリー』ができあがるのか、私自身もとても楽しみにしています。ぜひご覧ください。

◆廣瀬友祐(空キャスト:三上健ー役)
声をかけて頂けて心から感謝しましたし、嬉しかったです。さらにカンチがカッキー(柿澤勇人さん)と聞いて益々嬉しかったです。「東京ラブストーリー」という作品は原作漫画はもちろん、テレビドラマでも時代を越えてリメイクされるほど、たくさんの方々の人生に寄り添ってきた作品だと思います。
東京という追い風にも向かい風にもなりうる街でのラブストーリー。今の時代だからこそ、舞台、ミュージカルだからこその東京ラブストーリーを創れる一員になれたことに感謝と責任をもって誠実に挑みたいと思います。
自分である意味は忘れないで挑もうとは思っていますが、それ以外はまだ何も考えていません。このメンバーでしか生まれない温度や色を大切に、共演者の方々と共にミュージカル東京ラブストーリーが素敵な作品になるように精進したいと思っています。
原作は漫画、91年には恋愛ドラマの金字塔と言われ、令和になりリメイクされるなどテレビドラマとしても有名な東京ラブストーリーがついにミュージカルで上演されます。
ミュージカルです。
カンチが歌います。
リカが歌います。
さとみが歌います。
三上は、舞台だからこその、演劇版の東京ラブストーリーがどうなるか、ぜひ劇場にてお確かめ頂けたら幸いです。
心よりお待ちしております。

◆夢咲ねね(空キャスト:関口さとみ役)
以前平成版のドラマを拝見し、とても面白くて好きな作品でしたので、今回ミュージカル版出演のお話を頂きとても嬉しいです。王道なラブストーリーかと思わされるのですが、登場人物の感情が絡みもつれ合い、一筋縄ではいかないところがとても面白い作品だと思います。
今回は原作をベースにした作品だと伺い早速読みましたが、とても面白いです。このお話の中で関口さとみという女性にとても興味をもっていたので、原作のイメージを大切にキャストの皆さんと生まれる感情を大切に演じたいと思います。
『東京ラブストーリー』が新たにミュージカルとなります。皆様にもドキドキしていただけますよう関口さとみを精一杯努めます。ぜひ観にいらしてください。

◆濱田龍臣(海キャスト:永尾完治役)
「東京ラブストーリー」という、昔からとても人気のある作品がミュージカルになります。父と母が東京ラブストーリーを見ていたのもあるため、自分はミュージカルの経験が浅いですが、精一杯がんばります。
先日、ビジュアル撮影でリカ役の唯月ふうかさんともお会いさせて頂いて、自分の中で永尾完治というキャラクターの輪郭が更にはっきりとしました。
劇場に足を運んでくださる皆様に、「東京ラブストーリー」の世界を歌と踊り、そしてお芝居を通して楽しんで頂きたいです。

◆唯月ふうか(海キャスト:赤名リカ役)
多くの人から愛されている作品に、赤名リカとして出演出来ること、とても嬉しく気が引き締まります。リカは思った事をそのまま口にするけど、決して嫌味がなく、胸の奥が擽ったくなる位の可愛さが詰まっている言動や表情に、たくさんの人が救われている魅力的な女性だと感じました。いつも明るいリカの、繊細な心情変化をしっかり表現出来るように、私自身の感情の引き出しも増やしていきたいと思います。
今回は2チームの『東京ラブストーリー』が生まれます。先輩方からたくさんのことを学びながら、ピュアさともどかしさが複雑に交差する恋愛模様を、私たちのチームらしさで作り上げていきます。ミュージカル版をぜひ味わいに来てください!!

◆増子敦貴(海キャスト:三上健一役)
今回お話しを頂いた時は、と、と、東京ラブストーリーですか??と聞き直しました。
自分の聞き間違いかと思うくらい驚きましたし、日本を代表する大きな作品への出演に重圧を感じています。本番を迎えるまで、不安と緊張との戦いです。
僕の両親はもちろん、広い世代から愛され続けている「東京ラブストーリー」。
僕だけの三上健一を作り上げて、尚且つ、観て下さるお客様方には「あの東京ラブストーリーがここにある」と思っていただけるよう、とにかくしがみついて精一杯がんばります!
平成12年生まれの未だに経験も浅い僕が、『東京ラブストーリー』に携わることができて光栄です。
皆様の心の中に、懐かしさとあの時の感動とともに真新しい感動をお届けできるよう全身全霊で挑みます。
ミュージカル『東京ラブストーリー』をお楽しみに。

◆熊谷彩春(海キャスト:関口さとみ役)
世代を越えて愛されている「東京ラブストーリー」のミュージカル化に携わらせて頂くこと、大変光栄に思っております。
出演が決まって、原作やドラマ、台本を拝見したのですが、4人それぞれの恋愛模様がドラマチックに描かれていて、すっかり熱中してしまいました。
私が演じさせて頂く関口さとみは、永尾完治と三上健一の間で揺れ動く女性。
完治くんへの想い、三上くんへの想い、それぞれを丁寧に描いていけたらなと思います。
難しい役どころですが、精一杯さとみに寄り添って、彼女なりの恋の道を歩んでいきたいです。
原作やドラマのファンの方も、初めてご覧になる方も、楽しんで頂ける作品をお届けできるよう、がんばります!

◆綺咲愛里(長崎尚子役)
あの、有名な誰もが知っている『東京ラブストーリー』という作品に携わらせていただけること、単純にとても嬉しかったです。胸の奥がキュッとなったり涙がこぼれたり・・・初めて見た時から作品の世界観に没頭してのめり込んだ大好きなラブストーリーです。
それぞれの愛の形があり、それぞれが苦悩しながら色んな壁を乗り越えていく、作品の中で役を通して成長していけたらと思いますし、場面の中でちょっとしたスパイスのような役割になればいいなと思っています。
『東京ラブストーリー』がミュージカルとしてどのような形で生まれるのか、出演者の一員として、そして一ファンとしてとても楽しみです!
しっかり役を深めて作品に寄り添いたいなと思います。
劇場でお待ちしております!!︎

◆高島礼子(和賀夏樹役)
TVドラマ版のオンエアが1991年、丁度デビュー間もない頃でテレビを見る余裕はありませんでしたが、このドラマは必死に見ていました。
世代的には、憧れの作品です。
ミュージカルは初挑戦で、共演する若い役者さん達は素晴らしい魅力ある若いベテランさんばかりです。
震えるほど緊張していますが、「挑戦する」は座右の銘でもあり、私をキャスティングして下さった皆さんに感謝を込めてがんばろうと決意しました。
「東京ラブストーリー」を30年ぶりに見直して衝撃的でした。
以前は、恋に悩む4人の世代で共感を持てましたが、何故か年を重ねて今見ても、興味深く面白い不朽の名作だと思いました。
今回は、上司の世代から若い人たちの愛を応援すべく、和賀夏樹をしっかりと演じて、観に来て下さる皆さんに楽しんで頂ける様にがんばりたいと思います。

ミュージカル『東京ラブストーリー』公演情報

【東京公演】2022年11月~12月 東京建物 Brillia HALL
※ツアー公演有り

スタッフ・キャスト

【出演】
<空キャスト>
永尾完治:柿澤勇人
赤名リカ:笹本玲奈
三上健一:廣瀬友祐
関口さとみ:夢咲ねね

<海キャスト>
永尾完治:濱田龍臣
赤名リカ:唯月ふうか
三上健一:増子敦貴(GENIC)
関口さとみ:熊谷彩春

長崎尚子:綺咲愛里

和賀夏樹:高島礼子

永野亮比己 引間文佳
尾関晃輔 上條駿 高瀬育海 俵和也 照井裕隆 安福毅 吉崎裕哉
新井希望 今野晶乃 咲良 妃白ゆあ 町屋美咲 矢吹世奈

【原作】柴門ふみ「東京ラブストーリー」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
【音楽】ジェイソン・ハウランド
【脚本・歌詞】佐藤万里
【演出】豊田めぐみ

【公式サイト】https://horipro-stage.jp/stage/love2022/
【公式Twitter】https://twitter.com/tls_2022

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