2020年3月に公開された映画『弥生、三月 –君を愛した30年-』が、2022年春にミュージカル化されることが決定した。主演として太郎役を務めるのは林翔太。その運命の人・結城弥生役には田村芽実。
映画『弥生、三月 –君を愛した30年-』は、今年1月スタートの連続ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)や、『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』など数々のヒット作を手掛けてきた脚本家・遊川和彦が監督を務めた作品で、運命で結ばれた二人の「30年」を、3月だけで切り取っていくラブストーリー。これを、オリジナルミュージカル楽曲と共に、全編ピアノの生演奏で舞台化する。
決定に伴い、林は「お話をいただいてから映画の方も観させていただき、この作品をどういう風にミュージカル化するのだろうと心が躍りました。映画を観たことがある方もそうでない方も、心から楽しめる作品にしたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います!」、弥生役の田村も「少人数で作り上げるミュージカル、今からとても楽しみです。およそ30年間を、たったの数時間で演じることは初めてで、新たな挑戦になりますが、スタッフの皆様、そして、共演者の皆様と、丁寧に大切に作り上げることができたらいいなと思っています。」とコメント。
そして、太郎と弥生の親友であり、二人の運命を握る渡辺サクラ役には、AKB48チーム4およびSTU48のメンバーである岡田奈々。岡田は、本作が初の本格ミュージカル作品出演となる。岡田は「この作品でキーパーソンとなる繊細な役柄だと思うので、いつものアイドル岡田奈々を良い意味で消して役に入り込みたいと思います」と意気込みを寄せた。
また、ストーリーテラーとしても重要な役どころとなる太郎の息子・あゆむ役は神里優希が演じることに。神里も「僕はストーリーテラーとして伝えていくという重要な役割も担います。それぞれが紡いだそれぞれの3月を大切に丁寧に伝えていけるよう、精一杯演じさせていただきます」と語っていた。このほか、kizuku、大倉杏菜のダンサー2名、安藤菜々子のピアノ演奏のみで、人を想い合う人間愛の物語を紡ぐ。
演出は菅野こうめい、音楽は坂部剛が担当。また、映画でも印象的なシーンで奏でられた平井真美子のピアノ楽曲「初恋」がテーマソングとして使用されるとのこと。
ミュージカル『弥生、三月 –君を愛した30年-』は、2022年4月21日(木)から4月24日(日)まで東京・サンシャイン劇場、4月27日(水)から4月28日(木)まで京都・京都劇場、5月5日(木)に愛知・名古屋市公会堂、5月7日(土)・5月8日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。
チケットは、3月27日(日)10:00より一般発売開始。先行販売は後日案内あり。
あらすじ
天性の明るさを持つ山田太郎(林翔太)と、自分が正しいと思ったことを貫き通す性格の結城弥生(田村芽実)。互いに惹かれ合いながらも、親友・渡辺サクラ(岡田奈々)を病気で亡くしたことで想いを伝えられずに、別々の人生を選ぶ。
互いに描いた夢に挑み進むが、順風満帆にはいかない人生。夢を描いて歩いていた二人が、希望を見失い、人生のどん底に突き落とされていた時、30年の歳月を超えて、亡き友・サクラからのメッセージが届く―――。
ミュージカル『弥生、三月 –君を愛した30年-』公演情報
【原作】遊川和彦
【脚本・作詞・演出】菅野こうめい
【音楽】坂部剛
【出演】
林翔太 田村芽実 岡田奈々 神里優希 /kizuku 大倉杏菜
<ピアノ生演奏> 安藤菜々子
【テーマ曲】「初恋」(平井真美子)
【東京公演】2022年4月21日(木)~4月24日(日) サンシャイン劇場
【京都公演】2022年4月27日(水)~4月28日(木) 京都劇場
【名古屋公演】2022年5月5日(木) 名古屋市公会堂
【大阪公演】2022年5月7日(土)・5月8日(日) サンケイホールブリーゼ
【公式サイト】https://yayoi-musical.com/
【公式Twitter】@yayoi_musical