茅野イサムと中山晴喜が演劇ユニット「悪童会議」立ち上げ!第1弾は佐藤流司主演で『いとしの儚』

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茅野イサムと中山晴喜が演劇ユニット「悪童会議」旗揚げ!第1弾は佐藤流司主演で『いとしの儚』

演出家・茅野イサムとプロデューサー・中山晴喜が演劇ユニット「悪童会議」を立ち上げ、旗揚げ公演として2023年7月に『いとしの儚』を上演すると発表した。主演を務めるのは、佐藤流司

ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズなど2.5次元作品などの演出で知られる茅野イサムは、1986年に劇団善人会議(現・扉座)に入団し、劇団の中心的な俳優として活躍していた。また、プロデューサーの中山晴喜は株式会社マーベラス創業者であり、2.5次元作品の今日までの発展の立役者の一人だ。そんな2人が「いつまでも大人になれない“悪ガキ”」による企みを定期的に発表していく演劇ユニットを立ち上げた。

『いとしの儚』は、平安時代の絵物語「長谷雄草紙」をもとに、扉座主宰の横内謙介が書いた時代劇ファンタジー。ろくでなしの男が、博打で鬼に勝ち「絶世の美女」をもらう。それは、鬼が墓場の死体を集めてこしらえ、ついさっき生まれて死んだばかりの赤子の魂を入れて作った女だった。この女は100日間抱いてはならず、抱かなければ人間になれるが抱いてしまうと水になって流れてしまうという。「儚」と名付けられた女を巡る、美しくも儚い100日間の愛の物語が描かれる。

初めて扉座で上演されたのは2000年。以降、PARCO劇場や明治座、2010年には韓国で3ヶ月のロングラン公演が行われるなど長きに渡り多くの人を魅了してきた名作戯曲だ。なお、2007年にも中山が旗揚げした「遊座」にて、茅野の演出で同作を上演している、想い入れのある作品だ。

主演の佐藤が「どえらいことになってます」という出演者などの詳細は、続報を待とう。

「悪童会議」旗揚げ公演『いとしの儚』は、2023年7月6日(木)から7月17日(月・祝)まで東京・品川プリンスホテル ステラボールにて上演される。

なお、2024年春に、品川区に建設予定の新劇場でのこけら落とし公演として第2弾も予定しているとのこと。

目次

コメント紹介

茅野イサム(主宰・演出)

演出家になってからありがたいことにさまざまなオーダーをいただき、たくさんの演劇を創ってきました。
バラバラに集まってきた人間たちがひとつの目標に向かって突っ走っていくプロデュース公演は、みんなの思いがガッと太い流れとなったときのパワーがものすごく、劇団育ちの自分にとってとても楽しく刺激的な世界でした。
大切な作品、大切な場所もたくさんできました。
そんなときふと思ったんです。なんか、自分の芝居がやりてぇなぁ。
いや、しなきゃいかんな、と。
歳を重ね、長くしまいこんできた気持ちに改めてあかりが灯ったのかもしれません。
この思いに僕のルーツ、善人会議(現・扉座)へのリスペクトも込めて「悪童会議」と名前をつけました。
いい大人なのにいつまでも大人になれない悪ガキのままの自分にぴったりな名前だと思います。
メンバー第1号は同じ気持ちを抱く中山晴喜さん。
心強い相方と共に、来年、1本目の舞台を上演します。
良い戯曲といい役者も揃いました。「みんな、元気になろうぜ!」という一心で、僕ららしく創る芝居です。
みなさんどうぞ楽しみにしていてください。

中山晴喜(プロデューサー)

長い間共に芝居創りをしてきた茅野イサムさんと久しぶりに一緒に演劇をやることになりました。
第1作は『いとしの儚』 かつて僕らも遊座として1度上演している作品です。
舞台のことを何も知らなかった自分が仕事を通じてその面白さに目覚め熱中し、そして初めて手がけたストレートプレイ。実は今まで自分が関わった舞台の中でも5本の指に入るくらい、僕は自分たちの『いとしの儚』が大好きなんです。
あのときの達成感といくつかの心残りとを抱きつつ、もう一度、新しいメンバーでやる。
楽しみです。
誤解を恐れずに言えば「『いとしの儚』の中でも一番の『いとしの儚』を創るぞ」という思いでいっぱいです。
茅野さんはとても熱く、とても真面目で、パワフルに演劇を創り続けている素晴らしい演出家。
その茅野さんに「俺、なんかやりたいんだよね」と言われたら、僕は喜んで巻き込まれます。
演劇を好きな方もまだよくわからないという方も、この「悪童会議」で演劇を観る喜びに触れてもらえたら嬉しいです。

◆佐藤流司(俳優・「いとしの儚」主演)

信頼出来る方たちと、信頼出来る作品で、信頼されるようなお芝居を目指せる。
こんなに幸せな事はありません。
十数年携わってきたこの役者の世界で、間違いなくターニングポイントとなるであろうこの作品。
今までの経験全てをここに注ぎ込み、新たな道を切り拓いて行こうと思います。
のちに発表となりますが、キャストどえらいことになってます。
私がターニングポイントと言う理由、そこにもあります。
初めて聞いた時、語彙を失いました。

あらすじ

三途の川で、青鬼が、あるロクデナシの男の話を語る。
その男の名は件(くだん)鈴次郎。
女にも金にもだらしない博打打ちで人間のクズ。
人間としては最低だが、博打の神さまに気にいられ、博打では負け知らず。
ある時、鈴次郎は人間に化けて賭場に来ていた鬼シゲと勝負となり、「絶世の美女」を貰えることになった。
その美女は、鬼シゲの知り合いの鬼婆が、墓場の死体を集めて、ついさっき生まれて死んだばかりの赤子の魂を入れて作った女。
ただし、この女は100日間抱いてはならない。魂と体がくっつくのにきっかり100日かかる。
抱かなければ人間になれる。抱いてしまうと水になって流れてしまう。
女は「儚」と名付けられた。人の夢、儚し、のハカナ。
そうして始まった鈴次郎と儚の、歪な100日間の物語。
鈴次郎のライバル、ゾロ政との戦いが、2人の運命を更に狂わせていく・・・。

悪童会議『いとしの儚』

上演スケジュール

2023年7月6日(木)~7月17日(月・祝) 品川プリンスホテル ステラボール

スタッフ・キャスト

【脚本】横内謙介
【演出】茅野イサム
【出演】
佐藤流司 ほか
【プロデューサー】中山晴喜

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