矢田悠祐主演ミュージカル『アルジャーノンに花束を』開幕!「何か一つでも感じていただければ」


ミュージカル『アルジャーノンに花束を』が2020年10月15日(木)東京・博品館劇場にて開幕した。原作は、作家ダニエル・キイスが1959年に発表した同名小説。小説を元に、アメリカ・カナダ・フランスで映画化され、日本でも2002年、2015年にテレビドラマ化されている。

ミュージカルとしては、2006年2月、日本初演を果たし、2005年度菊田一夫演劇賞(浦井健治)などに選出。また2014年の上演時にも大きな話題となり、人々の心に深く刻まれた傑作ミュージカルとなった。2017年春、矢田悠祐を主演に迎えた新生『アルジャーノンに花束を』へと進化。そして今回、初演が上演された博品館劇場での再演が決まった。

キャストには矢田のほか、大月さゆ、元榮菜摘、青野紗穂、大山真志、長澤風海、和田泰右、戸井勝海、そして水夏希が名を連ねている。

コメント紹介

◆矢田悠祐
このような状況の中、初日を迎えることが出来まして、ひとまず安心しております。公演日程はかなりハードですが、毎公演この作品で何か一つでも感じていただければと、チャーリィとしての人生を毎回歩んでいます。万全の対策でお待ちしておりますので、ぜひ劇場までお越しください。

◆大月さゆ
「アルジャーノンに花束を」出演のオファーをいただいた時は、とても嬉しくて夢のようで!でも、それが危うくなってしまった今年の初めごろ。悔しい未来に備えながらも、希望の火を消さないでいたあの時間。
こうして初日を迎えられること、そしてお客様がいらしてくださることに深く感謝してこの公演をやりきります!

◆青野紗穂
「アルジャーノンに花束を」に関われた事とても嬉しいです。そして無事に初日を迎えられた事が何よりも嬉しいです。まだまだ警戒体制が解けない中、沢山の方のお力添えがあってこその私達だなと、実感しています。
この当たり前に出来ていた事に規制がかかった今だからこそ改めて感じられた「感謝」を忘れずに、全員無事に千穐楽を迎える事を願ってがんばります!

◆戸井勝海
2006年の初演の博品館劇場に再び戻ってこられたことに大きな喜びを感じています。自粛期間中の様々な経験の中で、私がいちばん欲しいものは家族の笑顔だと思い知らされました。コロナで傷付いたりギスギスしている心に、チャーリーが賢くなりたかったワケ、そして純粋な彼の言葉が何かをお届けできたら幸いです。

◆水夏希
アルジャーノンに花束を。いよいよ開幕しました。初演の博品館に戻って参りました!やる度にチャーリィの魅力に虜になり、チャーリィの生き様が胸に刺さります。美しい音楽と、沢山のメッセージが込められた台詞の一言一言に揺さぶられる2時間半。。存分に浸っていただきたいと思います。

ミュージカル『アルジャーノンに花束を』は2020年10月15日(木)から11月1日(日)まで東京・博品館劇場にて上演される。

あらすじ

32歳になっても幼児並みの知能しかないパン屋の店員チャーリィ・ゴードン。 そんな彼に、夢のような話が舞い込んでくる。大学の偉い先生が頭を良くしてくれるというのだ。

この申し出に飛びついたチャーリィは、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に 連日検査を受けることに。やがて、手術により、チャーリィは天才に変貌したが…。

(撮影/宮川舞子)

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