『パンドラの鐘』

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002021年4月14日~5月25日(※4月13日にプレビュー公演あり)

目次

『かもめ』『お気に召すまま』で好評を博した熊林弘高が野田戯曲を新たな解釈

本作では<太平洋戦争開戦前夜の長崎>と<遙か遠い昔の古代王国>の2つの時間軸が交互に物語られる。
歴史の謎に惹かれ長崎で発掘を行う考古学者のオズ(金子)がカナクギ教授の下で同僚のイマイチと掘り起こしたのは、土深く埋もれた巨大な古代の鐘であった。発掘研究の出資元であるピンカートン財団のピンカートン未亡人とその娘タマキ(門脇)は その鐘の謎を明らかにするようオズたちに依頼をする。すると、その鐘は古代王国が諸外国との戦の末に見つけた戦利品であったことが分かる。
ところ変わって、物語は古代王国の歴史を描く。王女・ヒメ女(門脇)は王であった兄の死をきっかけに王位を継承。王族に 仕えるヒイバアとハンニバルは王の葬儀を終え、埋葬を葬式屋のミズヲ(金子)らに命じる。王の遺体を埋めるため森深く進んで いく葬式屋たち。とあることから、棺の中に隠された秘密を知ってしまう。ヒイバア・ハンニバルは口封じにミズヲらを処刑しようと企てるが、ヒメ女がそれを阻止、代わりにある任務をミズヲらに命じる。ヒメ女が統べる古代の王国は諸外国との戦を重ね、連戦連勝。戦利品として持ってきた鐘は美しい音色を持ち、パンドラという国から持ってきたことから「パンドラの鐘」と名付けられる。しかし、「パ ンドラの鐘」は古代王国の秘密と共に埋められてしまう。
そこから時が経ち、長崎で古代王国の秘密をひも解くオズらは隠された真実に気付く。決して覗いてはならなかった「パンドラの鐘」に記された王国滅亡の謎とは?
そして、古代の光の中に浮かび上がった<未来>のゆくえとは?

詳細情報

公演期間 東京:2021年4月14日~5月4日
※4月13日にプレビュー公演あり
びわ湖:5月9日
兵庫:5月13日~5月15日
金沢:5月17日(月)
水戸:5月22日(土)5月23日
名古屋:5月25日
劇場 東京:東京芸術劇場 シアターイースト
びわ湖:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
兵庫:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
金沢:北國新聞赤羽ホール
水戸:水戸芸術館ACM劇場
名古屋:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
大阪:
キャスト 門脇麦
金子大地
柾木玲弥
木山廉彬
長南洸生
八条院蔵人
松尾諭
緒川たまき
スタッフ 作:野田秀樹
演出:熊林弘高
ほか
主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
公式サイト https://www.geigeki.jp/performance/theater266/

 

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