ミュージカル『マリー・アントワネット』(2021年版)

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ミュージカル『マリー・アントワネット』(2021年版)
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2021年1月28日~2月21日

目次

新キャスト加入で新たな進化を遂げる2021年版『MA』

18世紀、フランス。国王ルイ16世(原田)統治の下、飢えと貧困に苦しむ民衆を尻目に王妃のマリー・アントワネット(花總/笹本)を筆頭とする上流階級の貴族たちは豪奢な生活を満喫していた。

パレ・ロワイヤルで開催された豪華な舞踏会で、圧倒的な美しさを誇るマリーは愛人のスウェーデン貴族・フェルセン伯爵(田代/甲斐)とつかの間の逢瀬を楽しむ。夢のような舞踏会の途中、突然飛び出した貧しい娘・マルグリット・アルノー(ソニン/昆)は民衆の悲惨な暮らしについて訴え、救いの手を求めるが、返ってきたのは嘲笑だけだった。マルグリットは貧しい人々に目もむけず、自分たちのことしか考えない貴族たちに憤りを覚え、やがて貧困と恐怖のない自由な世界を求め、フランス革命への道を歩み始める。

マリーはヘアドレッサーのレオナール(駒田)、衣裳デザイナーのローズ・ベルタン(彩吹)を抱え込み、最先端のファッションの追及に余念がない。が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。

同じ頃、国王夫妻を失脚させようと企むオルレアン公(上原/小野田)は王妃に関する嘘のスキャンダルを流す。マリーがべメールの持っている首飾りを欲しがっていたことに目をつけたオルレアン公の権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」が起こり、その波紋は広がり続け王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。やがて革命の波はベルサイユにまで押し寄せ、国王一家は囚われの身となる。マルグリットは王妃を監視するため王妃の身の回りの世話をすることになる。敵対関係にあったマリーとマルグリットだったが、やがてお互いの真実の姿を見出してゆく。フェルセンは愛するマリーと国王一家を救うために脱出計画を立てるものの失敗し、一家はパリに幽閉されてしまう。

やがてルイ16世はギロチンで処刑され、最後まで王妃の傍にいた友人・ランバル公爵夫人(彩乃)も暴徒に襲われて命を落とす。マリーは公正さに欠ける公開裁判にかけられ、刑場の露と消える。今まで王妃に対する憎しみを原動力にしてきたマルグリットは、地位も、夫も、子供も、全てを奪われ、必要以上に痛めつけられている等身大の王妃を間近で見て、真の正義とは何か、この世界を変えるために必要なものは何か、自分に問いかけるのであった・・・。

詳細情報

公演期間 東京:2021年1月28日~2月21日
大阪:2021年3月2日~3月11日
劇場 東京:東急シアターオーブ
大阪:梅田芸術劇場 メインホール
キャスト 花總まり/笹本玲奈
ソニン/昆夏美
田代万里生/甲斐翔真
上原理生/小野田龍之介
原田優一
駒田一
彩吹真央
彩乃かなみ
上山竜治/川口竜也
中山昇
中西勝之
朝隈濯朗
青山航士
原慎一郎
家塚敦子
荒田至法
石川剛
榎本成志
小原和彦
川口大地
扇国遼
横沢健司
りんたろう
天野朋子
石原絵理
今込楓
岩﨑亜希子
大竹萌絵
島田彩
堤梨菜
遠山さやか
舩山智香子
山中美奈
吉田玲菜
スタッフ 脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:ロバート・ヨハンソン
遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より
ほか
公式サイト https://www.tohostage.com/ma/index.html

 

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