鈴木勝秀×塚田僚一（A.B.C-Z）で男3人の月旅行『月世界旅行』をSF音楽朗読劇に

2021年12月1日2024年7月23日

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鈴木勝秀×塚田僚一（A.B.C-Z）で男3人の月旅行『月世界旅行』をSF音楽朗読劇に

2022年2月に、Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』の上演が決定した。本作は、フランスの小説家ジュール・ヴェルヌが19世紀後半に発表した長編SF小説の二部作「地球から月へ」（1865年）と「月世界へ行く」（1870年）を原作に、鈴木勝秀が音楽朗読劇に仕立てるもの。

音楽は、大嶋吾郎が担当。大嶋が創り出す1970年代のプログレッシヴ・ロックをイメージした音楽と、鈴木が2つの長編小説から編み上げた物語が、“静”と“動”として混ざり合う。

主演として、月旅行の計画を立案するインピー・バービケーン役を演じるのは塚田僚一（A.B.C-Z）。そのバービケーンと敵対関係にあるニコール大尉役には田村雄一、月旅行を実現するフランス人ミシェル・アルダン役は細見大輔が決定した。

Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』は、2022年2月19日（土）から2月27日（日）まで東京・よみうり大手町ホール3月5日（土）・3月6日（日）に大阪・ABCホールにて上演される。

チケットは、1月15日（土）より一般発売開始。

コメント紹介

◆塚田僚一（インピー・バービケーン役）
このお話をいただいた時、率直にとても嬉しかったです。
朗読劇は経験がありませんが、以前から挑戦してみたいと思っていました。
実は今年、鈴木勝秀さんが演出され、メンバーの橋本良亮が主演の朗読劇『ピース』を観劇しました。
その時、スズカツさんが作り上げる朗読劇は、朗読劇という枠を飛び超えた新しいエンターテイメントのような気がしました。今からとても楽しみです。
地球を飛び出し、一緒に月へと冒険をしましょう。
ぜひ劇場へお越しください。

◆鈴木勝秀（上演台本・演出）
『月世界旅行』はジュール・ヴェルヌの傑作Science Fictionである。
それをSound Fantasy朗読劇として上演する。とにかく「SF」なのである。
キャストには『Mogut』で絶妙のコンビネーションを見せた塚田・田村・細見の３名。
そして音楽はDJ GORO＝大嶋吾郎。つまり、SF＝Suzukatz Favoriteなのである。

鈴木勝秀（suzukatz.）

あらすじ

元軍人たちの集団「大砲クラブ」が、月に砲弾を撃ち込む計画を立てる。
全世界から寄付金が募られ、それを資金にしてコロンビアード砲が完成する。
アルダンは、砲弾を無人用の球体から有人用の弾丸型に変更を提案し、自らその乗員に志願する。
アルダンの仲介もあって、立案者バービケーンとライバルのニコールの3人が乗り組む。
砲弾は予定通り発射され、順調に月へ向かう。
途中、不要物の真空中への投棄、酸素酔い、地球=月の重力均衡地点における無重力状態、などのエピソード。
小天体とニアミスをして、その重力の影響で予定の軌道からずれるというアクシデントはあったが、最終的に月から50kmの地点まで達する。
3人は、そこから月を観測。月が基本的に死の世界であると結論づけた。
逆噴射ロケットを使って、月面に着陸しようとしたが、軌道が外れ、地球へ帰還する軌道に乗ってしまう。
月面着陸は果たせなかったが、地球への帰還を果たした3人は、英雄として迎えられる――。