リーディング音楽劇『ジャングル大帝』が2024年12月より上演されるが、このほど後編ルネ&ルッキオ編の全キャストと、公演詳細が公開となった。
手塚治虫の代表作『ジャングル大帝』がリーディング音楽劇に
同作は、日本を代表する漫画家・アニメーション作家である手塚治虫の初期の名作『ジャングル大帝』を原作に据えた音楽劇。人間に育てられた白いライオンの子・レオが成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた名作である。オーケストラや映像とともに朗読する“リーディング音楽劇”として 2023 年6月に初演され、大盛況のうちに幕を閉じた。
その再演でもあり完結編となる今作は、レオの生涯を、レオ編とルネ&ルッキオ編の2部作で描く。音楽は、今作のために書き下ろした楽曲をアフリカの広大な大地を彷彿とさせる全編生演奏に。オーケストラの生演奏に加え、声を楽器とするスペシャルなコーラスが中心のバンドにより、大自然や作品の世界観を表現する。
朗読や音楽だけでなく、動物の動きなどを表現するダンサーも登場し、観て・聴いて楽しめる朗読劇となっている。
少年忍者の深田竜生と黒田光輝が主演!リーディング音楽劇『ジャングル大帝』ルネ&ルッキオ編キャスト発表
2部作の前編であるレオ編で演を務めるのは、ふぉ~ゆ~の福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介。初演となる後編のルネ&ルッキオ編では、少年忍者の深田竜生、黒田光輝が主演を務める。
そして、このほどルネ&ルッキオ編に永田崇人、西川大貴、工藤広夢、水嶋凜、ダンドイ舞莉花、上口耕平、宮原浩暢(LE VELVETS)の出演が決定。
演出を務めるウォーリー木下とは今作で10回目のタッグで、ウォーリー演出を知り尽くす永田を筆頭に新たな物語を彩る。
さらに、作品の世界観を表現するスペシャルコーラスの浦嶋りんこ、コーラスの吉田純也、ダンサーのホナガヨウコ、池田遼がレオ編のみならずルネ&ルッキオ編にも出演。
色褪せない名作を多彩な表現で描く本作に期待が高まる。
リーディング音楽劇『ジャングル大帝』ルネ&ルッキオ編は、2025年1月10日(金)から10月13日(月・祝)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、1月18日(土)から1月31日(金)まで東京・有楽町よみうりホールにて上演される。
音楽劇『ジャングル大帝』ルネ&ルッキオ編出演決定コメント
永田崇人
「ジャングル大帝」は小さいころよくビデオで観ていたので、身近でもありますしその分プレッシャーも感じています。道徳的にも素晴らしい作品ですし、リーディングだからこそ観ている方にゆだねられる部分も沢山あると思うので、それぞれのアフリカを想像しながら楽しんでいただけたらと思っています。
ウォーリーさんとご一緒するのは約4年ぶり、10本目になります。僕の基礎を作ってくれたのは間違いなくウォーリーさんなので、師匠的存在です。ウォーリーさんがやっていることはいつも面白そうで、今回も手塚さんの描かれる世界の自由さなどがウォーリーさんにぴったりだと思っています。ひさびさにご一緒できますし、すごく嬉しいです。
レオ編が直前にあり、盛り上がっている状態でこのルネ&ルッキオ編は始まると思うので、良いバトンを受け取って2作品で物語をきちんと届けられるよう、自分ができることを精一杯やりたいです。視覚で楽しめるのはもちろん、想像でもっともっと膨らんでいく作品だと思います。皆さんそれぞれの『ジャングル大帝』ができるようがんばります!劇場でお待ちしています。
音楽劇『ジャングル大帝』公演情報