『ALTAR BOYZ 2021（アルターボーイズ2021）』が、2021年4月9日（金）に東京・新宿FACE にて開幕する。先日、これを記念した公開スペシャルイベントが開催され、東京・ニッポン放送イマジンスタジオに「LEGEND（レジェンド）」「GOLD（ゴールド）」「SPARK（スパーク）」の3チームのキャストが登壇。イベントは3部制で、ニコニコ生放送による同時生配信も行われる中、各チーム1時間ずつトークを繰り広げた。
『ALTAR BOYZ』は、神と司祭に使える5人の使徒たちが“福音”の歌とダンスで愛を説き、観客たちの魂を救うというオフ・ブロードウェイ発のミュージカル。2009年に日本で初演され、今回で7回目の上演となる。今回組まれた「LEGEND」チームは、初演からほぼ変わらないメンバーで構成されており、4年ぶりの“復活”となる。
「LEGEND」チームが登壇した第1部では、“年長組”の東山義久と植木豪が冒頭からボケたりツッコんだりと軽妙なトークを展開。「グループLINEでこんなこと言われた！」など茶化し合っていると、初参加の浅川文也が「グループLINEがあったんだ･･･」と落ち込んでしまい、「ウソウソないから（笑）！」と慌てて訂正する、お茶目な会話が繰り広げられた。
その浅川は、本公演に向け「たくさんの刺激をいただけて毎日楽しい」とコメント。中河内雅貴は、良知真次・東山・植木の3人が、 浅川がチームに打ち解けられるように話しかけたり、時間を設けていることを明かし、「素敵だなあと思う瞬間がいっぱいある」とチームの結束力を垣間見せた。
また、「今だから話せる舞台中のミス」「本公演が決まった時の正直な気持ち」「12年前と変わったところと変わらないところ」など、ファンから事前に募集した質問に答えていくコーナーも。
「思い出した！昔、舞台中に俺だけ小道具のケータイがなくて、客席のお客さんに借りたよね？」（植木）、「小道具のにんにくがどんどん飛んでいっちゃって」（良知）など、基調なエピソードが次々飛び出した。最後は、東山が「こういう時だからこそLEGENDとして帰ってきました。3チーム一緒になって、皆さんの魂を救済できるようにがんばっていきます」と熱意を語った。
第2部「GOLD」は、石川新太、法月康平、大山真志、松浦司の4人が過去2回本作品で共演。今回初参加の若松渓太は、役柄紹介で「最後にグループに合流する役なので、自分と近い部分があります。みんなと一緒の思い出がないというところも、いい方向に活かせたら」と発言すると、4人は「いいこと言うじゃん！」「ほんとそうだね」と若松のコメントを絶賛。客席からも拍手が沸き起った。
また、ファンから事前に募集した質問で「自分たちのチームがほかのチームには負けないと言える強みは？」と聞かれると、「コーラスじゃないですかね」（石川）、「今回結構丁寧にやったよね。成長したGOLDになってるんじゃないかな」（大山）と自信がチラリ。法月は「GOLDはコーラスを忠実にやってきたチームで、前回それが届いたかなと。今年はもう1歩先に行く必要があると思ってます」と意気込んだ。
また、今回松浦が「LEGEND」にも出演するということで「LEGENDの良さは？」という質問も。「LEGENDは一人一人の個性がいい意味で出てる」という松浦。それに対し、法月が「LEGENDに魂売った･･･」ともらすとという言葉がぽろり。松浦が「嫉妬がすごい！」と嘆くと、「だってGOLDの稽古中にLEGENDのミスとかするから！」（法月）、「GOLDの振り忘れてたの寂しかったよ！」（大山）など、愛故のツッコミを受けるはめとなった。
そのほか「それぞれから見た4人の印象や紹介をしてほしい」「仲良しエピソードを教えて欲しい」などの質問では、互いを真剣に褒め合ったかと思えば、松浦イジりで盛り上がったりと終始和気あいあい。「言いたいことを言い合っている」という仲の良さを余すことなく見せてくれた。
第3部の「SPARK」は、チームカラーの“青”をイメージしたお揃いの紺色マスクで登場。そして、今回初参加の小林亮太は「人生初」という、役柄に合わせた金髪姿を初披露した。メンバー曰く、小林は『ALTAR BOYZ 2021』出演者の中で最年少ながら「一番しっかり者」とのこと。リーダーのマシュー役ということで、小林自身も「みんなを誰よりも愛するリーダーでありたい」とやる気十分。
意気込みを聞かれた川原一馬は、「かわいらしくポップなチームを作っていきたい」と回答。続く米原幸佑も「チーム全体で、キュートで元気でかわいらしい感じにしていきたい」と、「GOLD」「LEGEND」のトークでは出なかった“ポップ”さをアピール。
また「絆を深めるためにしていることは？」という質問に、川原は「年齢関係なく言いたいことをストレートにいいやすい環境を作りたくて。恐らく3チームの中で一番ミーティングをしてると思う」と明かした。本イベント前には通し稽古が行われていたそうで「LEGENDの通し稽古を見た後、自分たちはどうやろうかって5人で話し合いをした」「今まで褒められなかったのに、今日初めて褒められました！」と5人で一致団結した様子を見せた。
そのほか、調子のいい発言を連発する和田泰右に年下の北乃颯希が鋭くツッコんだり、通し稽古で代謝がよくなった米原が汗をかき過ぎてイベントを途中退出するなど、思わず笑ってしまいそうになる場面が盛りだくさん。キュートで元気なトークが全開の1時間となった。
同様の内容ながら、 3チーム3様の舞台を披露する『ALTAR BOYZ 2021』。上演は4月9日（金）から4月30日（金）まで東京・新宿FACEにて。
『ALTAR BOYZ2021（アルターボーイズ2021）』公演情報
上演スケジュール
2021年4⽉9⽇（⾦）～4⽉30⽇（⾦） 東京・新宿FACE
上演スケジュール
【作】ケビン・デル・アギラ
【作詞・作曲】ゲイリー・アドラー＆マイケル・パトロック・ウォーカー
【演出】⽟野和紀
【台本・翻訳】北丸雄⼆
【出演】
東山義久 植木豪 中河内雅貴 良知真次 浅川文也
大山真志 法月康平 松浦司 石川新太 若松渓太
小林亮太 米原幸佑 和田泰右 川原一⾺ 北乃颯希
【公式サイト】https://altarboyz.jp
