小林賢太郎が芸能界引退、ラーメンズの相方・片桐仁「感謝しかありません」

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お笑いユニット「ラーメンズ」、パフォーマー・演出家の小林賢太郎が、2020年11月16日をもって芸能活動から引退したことを、所属事務所トゥインクル・コーポレーションが公式サイトを通じて発表した。

公式サイトでは「弊社所属タレントの小林賢太郎が2020年11月16日をもって芸能活動から引退し、弊社から離れましたことをご報告致します。今までご支援いただきましたファンの皆様方や関係者の皆様には心より感謝申し上げます」と報告。

また、平成31年頃より本人から2020年末をもって、全ての表舞台から引退したい旨の相談があったとし、「この素晴らしい才能を引退により終わらせる事を弊社としても容易に認めがたく、何度か話し合いを重ねてきましたが、本人の強い希望により引退の運びとなりました」と経緯を説明した。

小林は、コント集団カジャラの第5回公演『無関心の旅人』が最後の舞台となる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から全公演中止となっており、2019年末から2020年2月29日まで上演された『うるう』が最後の出演舞台となった。

今後については、「小林賢太郎は全ての表舞台から引退しますが、執筆活動などの裏方仕事で皆様と御一緒させて頂きますので、これからも今までと変わらぬ御指導、御鞭達の程よろしくお願い申し上げます」としている。

また、1996年に片桐仁と結成したお笑いユニット「ラーメンズ」は、2009年以降公演を行っておらず、ファンは本公演の開催が熱望していたが、叶わぬこととなった。なお、小林の著作権の管理・運営をするために設立された株式会社スタジオコンテナは解散となる。

公式サイトには、相方である片桐仁のコメントも掲載。

「相方の小林賢太郎がパフォーマーを引退することになりました。最初は本当にビックリしましたが、理由を聞いて納得しました。本人が考えて考えて、決めたことですからね。今の僕がいるのも、学生時代にお笑いの世界に誘ってくれた賢太郎のおかげです。相方には感謝しかありません。10年以上もラーメンズの本公演を心待ちにしていた皆様、フェードアウトみたくなって、大変申し訳ありません。ですが賢太郎は今後も創作活動は続けるそうです。いろいろ新しいことを考えているようなので、楽しみにしていてください。そして、片桐仁の役者、芸人活動、アーティスト活動は、今後も変わらず続きますので、そちらもどうぞよろしくお願いします」と綴っている。

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