俳優の岡宮来夢が、2020年8月29日(土)に世界文化遺産である比叡山延暦寺にて一日限りの配信ライブ「世界文化遺産 比叡山延暦寺ライブ2020」を開催する。
ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの鶴丸国永役として、その歌唱力の高さで話題を読んだ岡宮。6月には文京シビックホール(大ホール)で初の単独個人イベントを無観客で配信し、その中で「世界遺産で朗読」を行うことを発表していた。
本企画は、いつも応援してくれているファンの方々や、日頃の活動を支えてくれている方へ岡宮の「感謝を届けたい」という気持ちを形にする企画。また、新型コロナウィルスの拡大により、日夜最前線で奮闘する医療従事者の役に立てたらという思いから、今回の公演売上の一部を募金する予定だという。
舞台は比叡山延暦寺――。
普通の人間には見えないはずの部屋「猿ノ間」に、迷い込んでしまった人間がひとり。
そこに佇むは、紅き衣を纏い「この地に仕える者」と己を称する男・猿(えん)。
「こうして俺と出会ったのも何かの必然たる縁(えにし)。せっかくですから、少しだけ俺の語りを聞いていってください」
そう言って一冊の本を手にすると、猿はゆっくりと語りはじめる――。
公演は、8月29日(土)14:00開演(昼の部)、18:00開演(夜の部)の2公演。朗読とライブという構成で、昼夜一部異なるプログラムが用意されている。ライブでは、先んじて公開された告知動画の中で岡宮が披露しているオリジナル楽曲「ソライロ」も歌われる予定だ。
ライブが行われる延暦寺は、平安時代初期に最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院。1994年には、1200年の歴史と伝統が世界に高い評価を受け、ユネスコ世界文化遺産に登録された。歴史ある建造物の中で見せる岡宮のパフォーマンスからは、昼夜でまったく異なる雰囲気を味わえるに違いない。
【昼の部】
<朗読劇>
「炎の暁に刻の思いをはぜる」
歴史の狭間、炎に翻弄され続けた比叡山延暦寺。
織田信長、豊臣秀吉など名だたる武将たちが生き、誰もが己の正義を信じて戦い抜いた時代に、比叡山延暦寺が炎に舞っても伝えたかったこととは・・・。
1200年の時を超え、ここに刻まれる新たな思い。
「猿が語る夢綴り ―楽―」
木々の葉なりが心地よい山の中。
幾千もの刻を超え、謎の男が語る夢綴り・・・。
「いつまでも・・・ただ愛しき人を思い心弾ませる」
これは古の淡い恋物語――。
<Live>
SE.朱
1.Wherever you are
2.Don’t tell me lies
3.breath of memories
4.親愛なる君に
5.ソライロ
【夜の部】
<朗読劇>
「炎の暁に刻の思いをはぜる」
歴史の狭間、炎に翻弄され続けた比叡山延暦寺。
織田信長、豊臣秀吉など名だたる武将たちが生き、誰もが己の正義を信じて戦い抜いた時代に、比叡山延暦寺が炎に舞っても伝えたかったこととは・・・。
1200年の時を超え、ここに刻まれる新たな思い。
「猿が語る夢綴り ―哀―」
秋風吹き始める山の中。
幾千もの刻を超え、謎の男が語る夢綴り・・・。
「いつまでも・・・ただ愛しき人を思い瞼を閉じる」
これは古の淡い恋物語――。
<Live>
SE.朱
1.Wherever you are
2.Don’t tell me lies
3.朔を見る
4.親愛なる君に
5.ソライロ
配信は、イープラス「Streaming+」にて。
チケット購入URL:https://eplus.jp/sf/detail/3309410001?P6=001&P1=0402&P59=1