石丸さち子×東映で新プロジェクト立ち上げ!石丸完全オリジナル脚本『ひりひりとひとり』上演決定

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ミュージカル『Color of Life』(作・演出)、舞台『BACKBEAT』(翻訳・演出)、『マタ・ハリ』(翻訳・演出)などを手掛けてきた石丸さち子が作・演出する舞台演劇作品を東映プロデュースにて実施する新企画「S-IST Stage(エスイストステージ)」が立ち上がった。新プロジェクトの立ち上げに際し、石丸による完全オリジナルの脚本と、音楽家・森大輔の生演奏を務めるS-IST Stage『ひりひりとひとり』が2020年6月に上演されることが決まった。

本作は、俳優“春男“にまつわる物語を濃密な会話劇と、詩、音楽、歌で創り上げていくという。人は向き合う、人と人と、自分と他人と、自分と自分と、自分と世界と。そして、ある決意をする――石丸が「演劇とはなにか?」を改めて自分に問い質して生み出みだした物語だ。

出演者は来週以降に発表され、公演内容やチケットの販売等、本作の詳細は公式サイトで随時されるという。

以下、石丸のコメントを紹介。

◆石丸さち子(作・演出)

演劇は、今も昔も、世界を映す鏡です。
そして世界は、数え切れないひとりひとりの、書き換え不可能な一瞬を積み重ねています。

たったひとりを描くこと、ほんの一瞬を描くことが、世界を描くことになり、永遠を描くことになりうる・・・という可能性に、いつも表現者は無限の夢を抱き、希求し続けます。

愛するあの人の、運命を共にするあの人の、のぞきたくてものぞけない胸のうち。それを描こうと思いました。
たったひとりの中に去来する、過去現在未来、様々な葛藤の世界に、お客さまと一緒に飛び込みたい!

本作で光をあてる、そのひとりの職業は、俳優です。
ひりひりとした、その生きる実感を、演劇や音楽の恵みがどれほど支えてきてくれたか。
自力では這い出せない痛みの中から救いだしてくれる芸術の力に思いを馳せつつ、ひとりの痛みと喜びを、密やかな祭のように、大騒ぎの輪舞のように、描きたいと思います。

「僕は、私は、俺は、あなたは、何処に、誰に、つながっているんだろう?」

【公式サイト】https://www.s-ist-stage.com/

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