中川晃教がデビュー15周年を記念して開催されたワンマンライブの映像などを公開した「Akinori Nakagawa channel」をYouTubeに開設。さらに、「劇場が閉じ、作品が中止になっている今、一日も早い再開を心待ちにしている皆様にミュージカル俳優たちがメッセージと歌声を届けます」、そんな思いを込めてミュージカル俳優たちがメッセージと歌声を届けるチャンネル「love musical love theater~劇場にふたたび音楽が溢れる日まで~」も始めた。バトンリレー方式で“仲間”へと思いを繋ぎ、中川の他、加藤和樹、ソニンらの歌唱動画も公開されている。
4月13日、中川は公式YouTubeチャンネルを開始。緊急事態宣言の中で家で楽しんでいただきたいという思いのもと、第一弾として2016年に東京フォーラムCで開催した、『中川晃教 15th Anniversary Live I Sing ~Crystal~』の本編ノーカット版が期間限定で配信されている。ライブ映像は約2時間19分、中川の甘く力強い歌声をたっぷり楽しむことができる。
また同日より、中川はミュージカル俳優たちがメッセージと歌声を届けるプロジェクトも始めた。「様々な状況の中で、今を生きるすべての皆さんの、健康と安全を願っています。We’re Family As One!」という思いと共に、YouTubeチャンネル「love musical love theater~劇場にふたたび音楽が溢れる日まで~」にて、『ジャージー・ボーイズ』での楽曲「Oh! What a Night」を弾き語りしている姿を観ることが出来る。。
中川の思いは加藤和樹へと渡され、加藤も「少しでも皆さんの心に届きます様に」と気持ちを込めて『1789 -バスティーユの恋人たち-』の「肌に刻み込まれたもの」を披露。さらにバトンはソニンへと繋がれ、4月16日に『マリー・アントワネット』の「もう許さない」を歌う姿が公開されている。
新型コロナウイルスの影響で、各地の劇場が閉じ、公演中止が相次ぐ心苦しい現状。それでも演劇を愛する人々の想いを繋ぎ、“劇場にふたたび音楽が溢れる日”を願って思いを込めた歌が紡がれていく。みんなの想いが叶うその日まで、どこまでこのバトンが広がっていくのかに注目していきたい。