宮藤官九郎が新型コロナウイルスに感染していることを、所属事務所の大人計画が公式サイトにて発表した。宮藤は、先日より腎盂炎の治療をしていたが、3月31日夜、同時に新型コロナウイルスに感染していることが判明した。現在、腎盂炎の発熱と腰の痛みは快方に向かっており、新型コロナウイルスによる症状は、発熱があるのみだという。
なお、4月2日に東京・本多劇場で開幕予定だった宮藤が作・演出を手掛けるウーマンリブvol.14『もうがまんできない』が12日までの一部公演を中止するしたばかりだった。
サイトには「まさか自分が、と過信してしまいました。罹った今も、なんで自分が?と信じられない気持ちです。腎盂炎の腰の鈍痛も消え、さあこれから・・・という時に。チケットを買って下さった皆さまにも、役者、スタッフにも、悲しい思いをさせてしまい、本当に申し訳ございません。幸い、落ち込んだり、泣いたりする体力はあるし、肺炎や風邪の症状も今はありません。少しでも早く、元気な姿をお見せできるよう、治療に専念します」という宮藤からのコメントも掲載されている。
今後の『もうがまんできない』公演、宮藤の活動に関しては、後日改めて公式サイトにて発表させるとのこと。
『もうがまんできない』には、阿部サダヲ、柄本佑、宮崎吐夢、荒川良々、平岩紙、少路勇介、中井千聖、宮藤官九郎、要潤、松尾スズキが出演予定で、東京公演は5月3日までを予定。その後、5月9日から21日まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演を予定している。