2020年4月から東京・下北沢本多劇場で宮藤官九郎4年ぶりの新作書き下ろしとなる舞台『ウーマンリブvol.14「もうがまんできない」』が上演されることが発表された。また、現代を生きるストレスを抱えた人々の群像劇を描く本作に、阿部サダヲ、柄本佑、宮崎吐夢、荒川良々、平岩紙、少路勇介、宮藤、要潤、松尾スズキらの出演も決定。
宮藤が作・演出を手掛ける『ウーマンリブシリーズ』は、宮藤が何物にもとらわれず、今やりたいことを自由に、ストレートに表現する大人計画の劇団公演。1996年の『ウーマンリブvol.1「ナオミの夢」』からスタートした同シリーズではこれまで、作品ごとに大人計画メンバーをはじめ、個性豊かなキャストで上演されてきた。
今回のvol.14は、2015年の『ウーマンリブvol.13「七年ぶりの恋人」』以来、約5年ぶりの上演となる。解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など訳ありな人々が猥雑な街の一角でたまたま出会い繰り広げる物語を、2時間ノンストップで描き出していく。
以下、宮藤のコメントを紹介。
◆宮藤官九郎
いろいろあってウーマンリブを5年も休んでしまった。
5年前より生きにくい社会になってしまった。
本多劇場が駅前の劇場になってしまった。
うまい棒が細くなった気がする。
もうがまんできない。
ストレスフルな時代にわざわざストレスのたまる生き方を選んでしまった皆さんの群像劇です。
俯瞰で、間近で、お楽しみ下さい。
『ウーマンリブvol.14「もうがまんできない」』は、下記の日程で上演される。
【東京公演】2020年4月2日(木)~5月3日(日) 下北沢本多劇場
【大阪公演】2020年5月9日(土)~5月21日(木) サンケイホールブリーゼ
【公式サイト】http://otonakeikaku.jp/