2020年6月から上演される、KERAが作・演出、古田が座長を務める“KERA×古田新太企画”の新企画『欲望のみ』のビジュアルが公開された。本作はKERAの書き下ろし新作で、古田の他、小池栄子、秋山菜津子、大東駿介、大倉孝二、犬山イヌコ、山西惇らが出演する。
古田が座長をつとめKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)が作・演出を担い、4、5年に1度のペースで上演されてきた“KERA×古田”企画。2016年の『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』まで3作に渡って“ナンセンスの極致”と言える作品を上演してきたが、今回、KERAの書き下ろし新作として従来の“ナンセンス3部作”とは異なる、“ブラック・コメディ”に挑む。
◆ケラリーノ・サンドロヴィッチ
古田新太を座長に据えた愉快なチームで2007年から2016年にかけて作った3本のデタラメなコメディは、私にとってそれはそれは大切な人生の宝物です。
が、同じメンバーに新たなキャストをジャンジャカ加えた座組でお贈りする新作は、あれらとはまた別種の喜劇。ナンセンス・コメディではありません。それが良いこととは言いませんが、なにしろ今回はストーリーがあるのです。無理矢理ジャンル分けするなら「ブラック・コメディ」ということになりましょうか。
久々に酷い人間が大勢出てくる芝居になりそうなものの、稽古場での作業は優しく労わり合いながら、丁寧に行いたいものです。仕上がりについては、多少の不快さを感じさせる代物になる予感は拭うに拭えません。そうは言ってもきっと今の現実の世の中ほどではないので、よろしくお付き合いのほどを。(チラシコメントより)
舞台『欲望のみ』は下記の日程で上演予定。チケットは2020年3月16日(月)昼12:00まで、主催・キューブの無料登録メール会員「cubit club」にてチケット最速先行受付を実施。また、豊橋プレビュー公演が4月25日(土)から、東京公演は4月18日(土)から、兵庫公演は4月26日(日)から一般発売される。
【豊橋公演】2020年6月13日(土)~6月14日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール※プレビュー公演
【東京公演】2020年6月18日(木)~7月12日(日) 下北沢 本多劇場
【兵庫公演】2020年7月16日(木)~7月19日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【作•演出】ケラリーノ•サンドロヴィッチ
【出演】古田新太、小池栄子、秋山菜津子、大東駿介、近藤公園、尾上寛之、板垣雄亮、小柳心、福地桃子、大倉孝二、八十田勇一、入江雅人、犬山イヌコ、山西惇