恋愛アドベンチャーゲーム『CharadeManiacs(シャレードマニアクス)』(通称:シャレマニ)の舞台化が決定。2020年10月に神奈川・ラゾーナ川崎プラザソルで上演されることになった。また、脚本を蛭田直美、演出を野元準也が務めることも明らかになった。
本作は、2018年に大人気の女性向けゲームブランド・オトメイトより発売された『CharadeManiacs』の舞台化。リアリティのある近未来の世界観、ポップなキャラクタービジュアル、流行りの正体隠匿系ゲームの要素を取り入れたストーリーで多くのファンを虜にし、雑誌『電撃Girl’sStyle』(KADOKAWA刊行)で毎年読者投票にて行われるGGA(ガールズゲームアワード)2018では、コンシューマーゲーム部門第1位を獲得した作品だ。
脚本を務めるのは、ドラマ『これは経費で落ちません!』『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』などの人気作の脚本も務めながら、舞台『ノルン+ノネット』など舞台化作品も多く手掛ける蛭田。そして演出は、2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ(通称『ツキステ』シリーズ)などの演出を手掛けてきた野元が務める。
“異世界配信”という劇中劇も描かれる本作がどんなふうに舞台で表現されるのか。
【原作『CharadeManiacs』あらすじ】
近未来、とある都市。
夏休み間近、平穏な日々を送っていた高校二年生の主人公。
主人公が幼馴染と下校していると、突然目の前に現れた謎の人物に
『月が2つ存在する』奇妙な世界へと連れ去られてしまう。
気付いたときには、自分と同じ状況の人間が9人。
何が起こったかわからない彼らの前で、仮面の男は話を始めた。
「ようこそ異世界へ! アルカディアにいらっしゃい!」
「この世界は“ドラマ”を演じるだけで、なんでも願いが叶います!」
主人公たちは異世界から現実世界に戻る為ドラマを演じることとなり、
仲間たちと協力してドラマをこなしていく。
しかし、10人の仲間の中に自分たちをこの世界へ連れてきた
『裏切り者』が紛れている事実を突きつけられてしまう主人公たち。
『裏切り者』の目的は、ドラマが行われる本当の理由は・・・。
疑心と信頼の間で揺れ動きながら、最後にとるのは誰の手か――。
舞台『CharadeManiacs』は2020年10月3日(土)から10月11日(日)までラゾーナ川崎プラザソルで上演される。