いしいしんじ「プラネタリウムのふたご」永田崇人、阿久津仁愛のW主演で舞台化

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2004年、三島由紀夫賞候補にもなった、いしいしんじの傑作小説「プラネタリウムのふたご」が、永田崇人と、阿久津仁愛の二人によるW主演で上演されることが明かされた。

音楽劇として舞台化される本作の脚本と演出を手掛けるのは、ウォーリー木下。つながる音楽劇「麦ふみクーツェ」~everything is symphony!!~でもいしいしんじ作品を原作に脚本・演出を務めており、本作が2作目となる。

【あらすじ】
だまされる才覚がひとにないと、
この世はかさっかさの世界になってしまう。

星の見えない村のプラネタリウムで拾われたふたごの赤ん坊。
彗星にちなんで名前をつけられたふたごは、星の語り部の男に育てられ、
ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。
おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは?

◆ウォーリー木下(脚本・演出)
5年前に上演した音楽劇『麦ふみクーツェ』からの2度目のいしいしんじさん原作の舞台化。念願の、ってやつです。20代のはじめの頃、いしいさんの小説と出会って、その世界、物語が永遠に続くような(本を閉じても)感覚、そういうものに憧れ自分も演劇を作ってきました。『プラネタリウムのふたご』も、頁を広げなくても僕の身体の中で生きています。もう15年以上前だというのに!もちろんスタッフ・キャスト、僕が信頼している人たちに集まってもらいました。演劇と文学と音楽が交差する、イメージとドラマが星座のように繋がる景色を作ります。お楽しみに。

永田崇人、阿久津仁愛

◆永田崇人
テンペル役を演じます。永田崇人です。演出家のウォーリー木下さんとは8度目の作品です。ふたごのタットルを演じる仁愛とは4年前の演技レッスンからの仲で、とても感慨深いです。このふたごの物語がどんな風に色づいていくのか、今からワクワクしております。都心ではあまり観ることの出来ない美しい星空をお届けできたらなと思います。

◆阿久津仁愛
ミュージカル『テニスの王子様』が終わり初めての作品となります。新たな環境、新たなステージに立てること本当に光栄です。また、事務所の同期で尊敬する先輩である崇人くんと、ふたごでW主演として共演することが出来るのがとても嬉しくて楽しみです! 今まで培ってきた経験を活かしつつ、先輩方から沢山のことを吸収しながらタットルとして素敵な舞台をお届けできるように全力で挑みます。

音楽劇『プラネタリウムのふたご』は以下の日程で上演される。

【愛知公演】6月27日(土)~6月28日(日) 東海市芸術劇場⼤ホール
【東京公演】7月1日(水)~7月5日(日) 日本青年館ホール
【大阪公演】7月9日(木)〜7月12日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

【公式サイト】https://www.planetarium-twins2020.com/

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