2020年4月に東京・シアタートラムにて『体育教師たちの憂鬱』の上演が決定した。本作は、関西テレビが今後の活躍が期待されるクリエイターを積極的に起用し、自社の制作により番組・映画・配信作品・舞台公演と様々な形で展開できる作品作りを目指すプロジェクトの一環として取り組まれる作品。今回は、お笑い芸人としてデビュー後、バラエティ番組の構成作家などを経験し、「劇団K助」を主宰する金沢知樹が作・演出を担当する。
『体育教師たちの憂鬱』は、金沢が2019年に自らの劇団に書き下ろした作品。古い考えに縛られずに今の時代を自由に生きていこうとするガールズパワーを、笑いを織り交ぜながらサスペンスタッチで描いている。
物語の中心を担うのは、声優ユニット「Aqours」のメンバー・小宮有紗とAKB48の加藤玲奈。今後オーディションを経て参加するキャストも加え、スポーツに打ち込む女子高生たちを演じる。
そして、生徒たちを取り囲む教師役には赤澤遼太郎、学校内で大きな権力を持つ体育部長役に羽場裕一、体育部長のかつての教え子でもある保健教師役に佐藤江梨子が決定。このほか、カムカムミニキーナの未来、芸人のゆっきー(キャン×キャン)、みなみかわなどが名を連ねた。
【あらすじ】
スポーツ名門校として全国に知られる女子高。ある日、体育倉庫で1冊の交換日記が見つかった。
そこには、教師と生徒の秘められた恋のやりとりが記されていた。
体育教官室に集められた教師と生徒たち。
禁断の恋の犯人探しをするうちに、明らかになっていく事件、隠された過去。
互いに疑心暗鬼になる中で、あぶり出されていくそれぞれの本音。
やがて、学校を覆ってきた奇妙な空気が正体を現し始める・・・。
『体育教師たちの憂鬱』は、2020年4月3日(金)から4月19日(日)まで東京・シアタートラムにて上演される。