2020年4月に上演される舞台『体育教師たちの憂鬱』より、メインビジュアルが公開された。本作は、脚本家・金沢知樹が自身の劇団に書き下ろしたサスペンスコメディを関西テレビプロデュース公演として新たに上演するもの。女子高生役に声優ユニット「Aqours」の小宮有紗やAKB48の加藤玲奈を迎え、全国的に名を知られたスポーツ強豪校を舞台に、ガールズパワーを笑いと共に描く。
教師役には赤澤遼太郎。学校内で大きな権力を持つ体育部長役には羽場裕一、体育部長のかつての教え子でもある保健教師役には佐藤江梨子が決定。このほか、カムカムミニキーナの未来、芸人のゆっきー(キャン×キャン)、みなみかわなど、多彩な顔ぶれが揃っている。
【あらすじ】
スポーツ名門校として全国に知られる女子高。
ある日、体育倉庫で1冊の交換日記が見つかった。
そこには、教師と生徒の秘められた恋のやりとりが記されていた。
体育教官室に集められた教師と生徒たち。禁断の恋の犯人探しをするうちに、明らかになっていく事件、隠された過去。
互いに疑心暗鬼になる中で、あぶり出されていくそれぞれの本音。
やがて、学校を覆ってきた奇妙な空気が正体を現し始める。
6人の生徒と、8人の教師。
罪を犯したのは、誰――?
◆金沢知樹(作・演出)
今の若い人は賢いです。例えば世界を舞台に活躍する若いスポーツ選手。アイススケート、ゴルフ、テニス。勝利後、敗北後のコメント。目からのウロコのピカピカの言葉。どこまでも謙虚で、感謝に満ちてます。それにくらべて大人はどうでしよう。例えば不祥事後の謝罪会見。汗をかきながら、あーだこーだと言い訳を並べ、ジタバタとあがきます。
「大人はね、そんなことしないの!」そう母に言われて育った少年時代。そんな時代が終わったようにも感じます。
そんなことを思いながら作りました。
あがく大人。機知に富んだ子ども。そのコントラストをお楽しみいただけたら、幸いです。
『体育教師たちの憂鬱』は、4月3日(金)から4月19日(日)まで東京・シアタートラムにて上演される。
【公式サイト】http://www.ktv.jp/event/taiiku
【公式Twitter】@taiiku_ktv