2.5次元舞台を体感!「ジャンプフェスタ2020」に行ってみた~ネルケプランニングブース編~

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2019年12月21日(土)・12月22日(日)の2日間、千葉・幕張メッセにて開催されている「ジャンプフェスタ2020」。今年も集英社「ジャンプ」関連の2.5次元作品の人気タイトルを掲げてネルケプランニングやマーベラスがブースを出展しており、舞台ファンも楽しめるイベントとなった。その会場の様子を一部レポートする。今回は、ネルケプランニング編。

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今年のネルケブース参加タイトルは、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」(演劇ハイキュー!!)、『僕のヒーローアカデミア』The Ultra Stage(ヒロステ)、舞台『鬼滅の刃』、ミュージカル『テニスの王子様』(テニミュ)、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』(ナルステ)、舞台『銀牙-流れ星 銀-』(銀牙)の6作品。こうして並べて見ると、ずいぶんと作品タイトルが増えたことが分かる。2.5次元舞台の興隆を感じる壮観の光景だ。

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趣向を凝らした展示も、毎年の見どころの一つ。恒例となった「衣裳展示」のほか、楽屋の鏡前に見立てた「小道具展示」はキャストから電話がかかってきたような気分が味わえる「キャストDOKI×2フォン」など、舞台の裏側を肌で感じられるような内容となっている。

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演劇「ハイキュー!!」から衣裳展示されているのは、新生烏野の日向翔陽と影山飛雄(王様ver.)、そして稲荷崎高校の宮侑のユニフォーム。発表された新作〝最強の挑戦者(チャレンジャー) 〞で、再びこの衣裳でキャストが動く日が待ち遠しい。

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ヒロステからは緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」からはうずまきナルトと春野サクラ、『銀牙』からは銀の衣裳をピックアップ。

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そして、現在3rdシーズンのラストを飾るミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 後編が開幕したばかりのテニミュからは越前リョーマ、幸村精市、跡部景吾の衣裳が、キャラクターらしいポーズで並ぶ。しかも、今回展示されているのは、いつものジャージではない。・・・これはあの時の!

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おもしろかったのが、楽屋の鏡前風の小道具展示。絶対必要な“バイブル”原作漫画や台本、飲み物に加え、歯ブラシや飲み物など「きっとこんな感じ」が再現されていて、見ていて非常に楽しい展示となっていた。

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中でも『銀牙』の鏡前には、複数のけん玉が・・・。これは上演当時、座組内で大流行していたけん玉では?そんな、まさに“楽屋裏”が垣間見えるリアルなこだわりが感じられた。

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そして「キャストDOKI×2フォン」では、今回展示されている作品のうち、ヒロステを除く5作品の主演を務めるキャスト(醍醐虎汰朗、松岡広大、小林亮太、阿久津仁愛、佐奈宏紀)から、直接電話がかかってきたような疑似体験ができる。電話は2台あり、それぞれ時間によって違うキャストの電話が取れるので、何度訪れても楽しい。

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スペシャルステージは、今年も盛りだくさん。各作品のキャストが登壇するだけでなく、ジャンプ作品をはじめとした舞台音楽を数多く手掛ける和田俊輔の「和田俊輔 Sound Tracks Live!! 」も開催。ヒロステでプレゼント・マイク役を演じた、迫力の歌声の持ち主・岡本悠紀も参加し、盛り上がること間違いなし。なお、ライブにはペンライトなど応援グッズ持ち込みOK!とのこと。なお、このステージの天井にも、こだわりの装飾が・・・。

明日、12月22日(日)には、舞台『鬼滅の刃』トークステージ(11:00~11:30)、『僕のヒーローアカデミア』The Ultra Stage(12:30~13:10/コメンタリー上映あり)、舞台『銀牙-流れ星 銀-』トークステージ(14:30~15:00)が予定されている。

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また、ネルケプランニングブースに来場すると“ネルケちゃん”バッグが配布されている。かなりしっかりとした作りのバッグなので、観劇時に鞄にしのばせておくと重宝しそうだ。

「ジャンプフェスタ2020」は、明日12月22日(日)まで千葉・幕張メッセ 国際展示場にて開催(入場無料)。開催時間:9:00~17:00 (最終入場16:30)。
※ネルケプランニングブース・マーベラスブース共に展示6ホール内

(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
(C)堀越耕平/集英社・「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage 製作委員会
(C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会 2020
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト ©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2019
(C)高橋よしひろ/集英社・舞台「銀牙 -流れ星 銀-」

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部 1号)

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この記事を書いた人

ひょんなことから演劇にハマり、いろんな方の芝居・演出を見たくてただだた客席に座り続けて〇年。年間250本ペースで観劇を続けていた結果、気がついたら「エンタステージ」に拾われていた成り上がり系編集部員です。舞台を作るすべての方にリスペクトを持って、いつまでも究極の観客であり続けたい。

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