2020年3月から4月にかけて東京・シアタークリエで上演されるミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の全キャストとビジュアルが解禁された。1960年の同名ホラー映画をミュージカル化した本作。今回新たに発表されたのは、ムシュニク役・岸祐二とオードリーⅡの声を担当するデーモン閣下という個性的な顔ぶれ。また、東京だけでなく山形、愛知、静岡、大阪での上演も決まった。
本作は、名作映画「リトルマーメイド」「美女と野獣」「アラジン」の音楽を手掛けたハワード・アシュマンとアラン・メンケンの名コンビが1960年の同名ホラー映画をミュージカル化。オフ・ブロードウェーでの大ヒットを受けて製作された1986年のミュージカル映画は、超個性的なキャラクターたちと謎の植物“オードリーⅡ”の抜群の存在感、そしてキャッチーな楽曲が人びとの心を掴み、成功を収めている。
2020年3月からシアタークリエで上演される上田一豪演出の舞台では、主人公である花屋で働く冴えない青年・シーモア役を鈴木拡樹、三浦宏規、シーモアが思いを寄せる女性・オードリーを妃海風、井上小百合がそれぞれWキャストで演じる。その他、オリン役・石井一孝、まりゑ、清水彩花、塚本直の出演が発表されていたが、今回、岸とデーモン閣下の出演も明らかになった。
さらに、鈴木と三浦が地味で冴えない眼鏡青年・シーモアを見事に表現した姿などが印象的なビジュアルが解禁された。
【あらすじ】
さびれた街の小さな花屋で働く冴えない青年シーモアは、店主のムシュニクに怒られてばかり。シーモアは同僚のオードリーに恋をしているが、彼女にはオリンという歯科医のボーイフレンドがいる。
ある日、シーモアは町で奇妙な植物を手に入れる。意中のオードリーにちなんで、“オードリーⅡ”と名付けたその植物を店に置くと、客の来なかった店がなんと突然、大繁盛!
しかし、“オードリーⅡ”には、人びとを魅了する不思議な力がある一方で、あるとんでもない秘密が隠されていた。“オードリーⅡ”によってシーモアの人生は一変し、一躍有名人となるのだが――。
ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は、2020年3月13日(金)から4月1日(水)に東京・シアタークリエで上演。
さらに、4月に山形・山形市民会館、愛知・日本特殊陶業市民会館、静岡・清水市文化会館、大阪・新歌舞伎座を巡る。公演地の追加や公演情報詳細は追って発表されるという。
【公式HP】https://www.tohostage.com/little-shop-of-horrors/index.html