少年社中・東映プロデュースが、東京・愛知・大阪・福岡の4都市で『モマの火星探検記』を上演すると発表した。上演時期は、2020年1月から2月にかけて。
本作は、宇宙飛行士の毛利衛が書いた児童文学「モマの火星探検記」(講談社刊)を原作に、劇団「少年社中」主宰の毛利亘宏が脚色・演出を手掛ける宇宙ファンタジー。宇宙へ二度行った毛利衛ならではの生命観・地球観・宇宙観を踏まえて描かれた人類史上初めて火星に到達したモマの物語と、少年社中が過去に上演した仲間とロケット作りに励む少女・ユーリが宇宙を夢見る物語『ハイレゾ』をミックスし、新たな物語として舞台化。2012年に初演され、2017年7月に再演を果たした。
出演は、井俣太良、大竹えり、田邉幸太郎、堀池直毅、廿浦裕介、加藤良子、長谷川太郎、杉山未央、竹内尚文、内山智絵、川本裕之、以上少年社中劇団員。このほかの出演者は、後日発表されるとのこと。
【あらすじ】
<モマの物語>
宇宙飛行士のモマは、父との約束を果たすために人類初の火星探検に挑む。
「人間はどこからきたのか、なんのために生きているのか」
火星に向かう旅の中でモマはその意味を考え続けていた。
そんなある日、モマの前に「幽霊」が現れる。
驚きながらも奇妙な出来事を受け入れる中で、モマは少しずつ人間が生きる意味について考えていくのであった・・・。
<ユーリの物語>
北の国に住む少女ユーリの父親は宇宙飛行士だった。
彼女が生まれる前に人類初の火星探検に旅立ち、帰らぬ人となったという。
ユーリは行方不明となった父親にメッセージを送ろうと、仲間と小型ロケットを作り始める。
やがて、失敗を繰り返すユーリの前に一人の「幽霊」が現れる。
幽霊はユーリに問いかける。
「宇宙の境界線はどこにあると思う?」
その姿にどこか懐かしさを感じたユーリは、幽霊との対話を繰り返しながら、仲間たちと小型ロケットを完成させる。
果たして、時空を超え、モマとユーリの思いは交錯するのか――。
『モマの火星探検記』は、以下の日程で上演される。
【東京公演】2020年1月7日(火)~1月20日(月) サンシャイン劇場
【愛知公演】2020年2月1日(土)・2月2日(日) 岡崎市民会館あおいホール
【大阪公演】2020年2月7日(金)~2月11日(火・祝) サンケイホールブリーゼ
【福岡公演】2020年2月15日(土)・2月16日(日) 福岡市民会館
【公演特設HP】http://www.shachu.com/moma2020/
【少年社中公式HP】http://www.shachu.com/