2019年9月よりミュージカル『ボディガード』の来日公演が行われるが、それに続き2020年3月より同ミュージカルの日本キャスト版が上演されることが明らかになった。
本作は、1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演で世界中で大ヒットを遂げた映画『ボディガード』を舞台化。グラミー賞受賞曲「I Will Always Love You」をはじめ映画の楽曲をふんだんに使った大型ミュージカルである。
日本版キャストでは、映画でホイットニー・ヒューストンが演じた謎のストーカーに狙われる人気絶頂のポップシンガー、レイチェル・マロン役を柚希礼音と新妻聖子(Wキャスト)が務める。そして映画でケビン・コスナーが演じたレイチェルを守るボディガード、フランク・ファーマー役は大谷亮平が演じる。
日本キャスト版を手掛ける演出家は後日発表。英国版来日公演とは演出が異なる予定とのこと。上演決定にともない、柚希、新妻、大谷からコメントが届いている。
◆柚希礼音
日本キャスト版のレイチェル役をさせていただくことになり、この映画が大好きで、素晴らしい楽曲を歌える喜びに震えております。また、ショー要素がたっぷり盛り込まれた作品は久々ですので、とても嬉しく思います。
そして、9月から始まる「ボディガード」来日版には、私が拝見した際、歌声に魅了されたアレクサンドラ・バークさんが出演されます。再びお目にかかれる事を楽しみにしております。来日版からしっかりバトンを受け取り、作品の素晴らしさを伝えられるようカンパニーの皆さんと一丸となって精いっぱいがんばります。
◆新妻聖子
生まれて初めて買った洋楽のアルバムは映画「ボディーガード」のサウンドトラックでした。小学六年生の頃からこ
のアルバムを聴いて英語を学び、共に歌って勇気をもらってきました。産後の舞台復帰にこの作品とめぐり逢えた
こと、運命を感じます。「何があってもステージには背を向けない」。彼女の信念通りに、高みを目指して皆様とこの公演を作り上げていけたらと思います。
あの名曲の数々がミュージカルの舞台でどのように生まれ変わるのか、ぜひ楽しみになさっていてください。まずは、日本キャスト版に先駆け上演される英国からの来日公演を、私も楽しみに待ちたいと思います!
◆大谷亮平
世界中に多くのファンがいる作品「ボディーガード」にフランク・ファーマー役として初舞台を踏める事、まずこの縁と出会いに感謝したいと思います。長期間の公演になりますがキャスト、スタッフの方々と一丸となって、公演の成功に向け、全身全霊をかけて取り組んで行く所存です。9月から始まる来日公演も私自身とても楽しみにしていますし、多くの方々に映画とはまた違った「ボディーガード」の魅力を堪能して頂ければと思います。
『ボディガード』日本キャスト版は以下の日程で上演される。
【大阪公演】2020年3月19日(木)~3月29日(日)梅田芸術劇場メインホール
【東京公演】2020年4月3日(金)~4月19日(日)東急シアターオーブ