2019年5月24日(金)に東京・立川公演を皮切りに、鼓童ワン・アース・ツアー2019『道』日本ツアースタートした。太鼓芸能集団「鼓童」は、太鼓を中心とした、伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。多様な文化や生き方が響き合う“ひとつの地球”をテーマとした「ワン・アース・ツアー」としては、世界各地で3,900回公演を重ねてきた。
今回の演目『道』は、鼓童の前身である佐渡の國鬼太鼓座時代(1971~1981)も含め、約半世紀の歳月をかけて継承したものを基調に構成された作品。鼓童代表を務める船橋裕一郎演出のもと、『大太鼓』『屋台囃子』『モノクローム』『三宅』など、鼓童にとって古典ともいえる舞台の中から“型”を抽出。黎明期より鼓童の根幹を作り上げてきたベテランから、それを継承し発展させてきた中堅、そして次代を担う若手と、60代から20代までの3世代が一堂に会し、新たな『道』を創り上げている。
日本ツアーのスタートにあたり、演出の船橋は「ピリピリと張り詰めた、緊張感ある幕開けでした。昨年よりさらに洗練され練り込まれた作品になるよう、佐渡での稽古を重ね、これからはお客様と共にさらに作品を進化させてまいります。進化の過程をぜひ、劇場に足を運んでいただき、生の音を体感していただけたら幸いです」とコメントを寄せている。
鼓童ワン・アース・ツアー2019『道』日本ツアーの開催日程は、以下のとおり。
【5月】
24日(金) 東京都立川市・立川市市民会館大ホール
25日(土) 埼玉県さいたま市・埼玉会館大ホール
30日(木) 宮城県仙台市・東京エレクトロンホール宮城
【6月】
1日(土) 岩手県奥州市・奥州市文化会館Zホール大ホール
2日(日) 秋田県秋田市・秋田市文化会館大ホール
7日(金) 北海道札幌市・札幌文化芸術劇場hitaru
9日(日) 北海道釧路市・釧路市民文化会館
10日(月) 北海道帯広市・帯広市民文化ホール
22日(土)・23日(日) 大阪府大阪市・森ノ宮ピロティホール
【9月】
14日(土) 埼玉県飯能市・飯能市市民会館大ホール
15日(日) 東京都狛江市・狛江エコルマホール
16日(月・祝) 神奈川県横須賀市・よこすか芸術劇場
20日(金) 愛知県名古屋市・愛知県芸術劇場大ホール
21日(土) 三重県松阪市・クラギ文化ホール
28日(土) 兵庫県養父市・養父市立ビバホール
29日(日) 大阪府摂津市・摂津市民文化ホール
【10月】
5日(土) 香川県観音寺市・ハイスタッフホール
6日(日) 愛媛県宇和島市・宇和島市立南予文化会館
10日(木) 長崎県佐世保市・アルカスSASEBO大ホール
12日(土) 広島県広島市・上野学園ホール
14日(月・祝) 鹿児島県鹿児島市・宝山ホール
【11月】
20日(水) 新潟県佐渡市・アミューズメント佐渡大ホール
23日(土) 茨城県神栖市・神栖市文化センター大ホール
24日(日) 千葉県八千代市・八千代市民会館大ホール
30日(土) 新潟県長岡市・長岡市立劇場大ホール
【12月】
1日(日) 新潟県新潟市・新潟県民会館大ホール
6日(金) 神奈川県茅ヶ崎市・茅ヶ崎市民文化会館大ホール
8日(日) 神奈川県相模原市・相模女子大学グリーンホール
14日(土)・15日(日) 京都府京都市・京都芸術劇場春秋座
18日(水)~22日(日) 東京都文京区・文京シビックホール大ホール
(写真/鼓童提供、撮影:岡本隆史)